少しでも生活費を節約しようと、いろいろな工夫をしている人も多いのではないでしょうか。生活費の中で手っ取り早く節約できるといえば、やはり光熱費ですよね。そこで今回は、光熱費を節約するための工夫についてご紹介します。
■1カ月にかかる光熱費
多くの人は、実家を離れて一人暮らしを始めるようになって初めて、光熱費がどの程度かかるのか把握するようになります。
自炊かどうかによって、ガス代や電気代が大きく変わってきますが、ガス代で3,000円から5,000円程度、電気代で平均3,000円程度、水道代で2,000円程度といったところでしょうか。 夏場や冬場はエアコンなどの冷暖房機器を使うため、光熱費も高くなります。そもそも光熱費は、世帯人数はもちろん、使用する電気機器の数や、節約して使うのか、気にしないのかなど使い方によって大きく変わってきます。そのため、他の人と比べて、「うちは高い」「安い」ということができません。 総務省の2016年の統計によりますと、2人世帯の光熱費の月間平均額が18,647円、年間で223,764円、3人世帯だと1カ月21,835円、年間が262,020円、
5人世帯になると1カ月25,148円、年間301,776円の料金がかかっているそうです。
一人暮らしの場合、年間12万円から18万円前後かかりますが、結婚している世帯の場合、3人家族で年間26万円前後の光熱費がかかります。
結婚して子どもが増えると、さらに光熱費が上がります。電気料金も値上げになります。光熱費は、毎月のことだけに、家計の負担が重くのしかかります。 そこで、光熱費を削減するための、いくつかのアイデアをご紹介しましょう。