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現代人の多くが悩まされている眼精疲労。スマートフォンやパソコン、テレビなどが普及したことによって、普通に生活しているつもりでも、知らず知らずのうちに目を酷使してしまっているのです。


だからといって、スマートフォンやパソコンを全く使わない暮らしをするなんてほとんど不可能ですよね。そう簡単に目を休めることができないからこそ、日頃の目元ケアがとても大切。そこで今回は、眼精疲労に効果のあるツボやストレッチなどをご紹介します! 慢性的な眼精疲労に悩む方は、今回ご紹介するメソッドをぜひ参考にしてみてくださいね。

■眼精疲労とは

「目が疲れた」という感覚をおぼえた経験は誰しもあるかと思います。その疲れ目の感覚が慢性的に続き、一晩寝て目を休めてもまだ疲れがとれないレベルにまでなってしまったものを「眼精疲労」と呼ぶのです。


眼精疲労の具体的な症状は、涙が少なくなり、目が乾燥しがちになるドライアイや慢性的な頭痛、肩や首の凝りなど。時には腰痛が起きる根本的な原因となることもありますし、20代や30代という若い年齢のうちからいわゆる老眼になってしまうこともあります。

■眼精疲労になる原因

眼精疲労になる原因を一言で言うと、「近くの物ばかり見ている」ということです。


しかも、現代社会にはパソコンやスマートフォン、タブレットなどの電子機器が広く普及しています。それらが発光するブルーライトによって、目にかかるダメージはさらに大きくなってしまうのです。


こういったデバイスは仕事にも趣味にも幅広く使われるので、それぞれの使用頻度はとても高くなりますよね。主な仕事がデスクワークで日中はずっとパソコンと向き合っているという人も多いですし、空いた時間にはなんとなくスマートフォンを触ってしまう、という人もたくさんいます。仕事のある日も休日も、液晶画面を見ている時間をトータルするとかなり多くなる人がほとんどなのではないでしょうか。


誰しも夜眠る前にベッドの中でスマートフォンを使ったり、眠る直前までパソコンを使っていたりといった経験があるかと思いますが、こうした何気ない行為も目には大きなダメージを与えてしまいます。暗い場所でのスマートフォンやパソコンの操作は、目に悪いのはもちろん、自律神経のバランスを崩したり、いらいらしやすくなったり、寝付きが悪くなったり、寝ても寝ても疲れたままだったり……いろいろな不調の原因にもなっているのです。