あなたは「趣味はなんですか?」と聞かれて、すぐに答えられますか?ある広告代理店のアンケート調査によると、無趣味と回答する社会人の割合は25%という結果になったそうです。その理由のひとつとして、「趣味に使えるお金がない」というものがありました。
本記事では、無趣味が及ぼす影響に触れつつ、お金をかけなくてもできるおすすめの趣味を5つご紹介したいと思います。
記事を読めば、あなたにも意外な趣味が見つかるかもしれません。
■無趣味の原因と影響
まずは無趣味の人はなぜ多いのか、様々なアンケート結果から原因を見ていくと、上位にランクインするものは「お金に余裕がない」、「飽き性で続かない」、「新しいことが苦手」、「時間がない」といったものでした。「お金に余裕がない」や「時間がない」といった回答は、残業時間の削減や、増税、労働時間の問題など、現代の社会的背景の影響もあるのではないでしょうか。
また、若い世代では、大きな目標や夢はないけれど、ささやかに生活を楽しむといった考えを持った方も多く、仕事や友達がある今の生活に満足しているため、これ以上は望まない風潮もあるようです。
しかし、仕事や人間関係で行き詰まったときや、老後のことを考えると、仕事以外の場に自分の居場所を確保しておくということは、心のバランスや生きがいを維持するためにも必要なことではないでしょうか。何かあったときの心の拠り所としての趣味を持つというのは、ストレスの多い現代人にこそ必要なもののようです。
そのためにも、お金のかからない範囲で、長く続けられる趣味を見つけておくことをおすすめします。
■1.ブログ執筆
SNSがブームになる10年ほど前までは、ブログの人気がとても高かったのをご存知でしょうか。芸能人は今でもブログを持っている方が多いですが、一般の社会人でもグルメや日々の生活などをテーマにしたブログを持っていて、人気ブロガーが多くいました。
一度は下火になったブログですが、今また人気が復活しつつあります。以前と変わったのは、ただの日記として利用するのではなく、人が欲しがる情報を記事にし、アクセス数や広告費、アフィリエイトなどで収入を得ている方が多いという点です。例えば、家電が好きな方であれば、新作家電の人気ランキングを記事にして、その家電の購入サイトをアフィリエイトとして記事内に貼り付けることで、紹介料を受け取れるといった方法になります。
文章を書くのが好きな方であれば、無料ではじめられる上に、収入まで得られる可能性があるためおすすめです。
■2.ジョギング
ダイエットを始めても長続きしない、リバウンドしやすいという方におすすめなのがジョギングです。走るのは大変そうと思われている方は、ウォーキングからでも始めてみてはいかがでしょうか。
体を動かすことで、脳から「幸福ホルモン」と呼ばれるエンドルフィンという物質が分泌されます。
「ランナーズハイ」という言葉があるように、人間が長時間走り続けていると、次第に体が高揚感を感じるようになります。これがまさにエンドルフィンの仕業です。悩みがあったりモヤモヤしたときにも体を動かすことで多少スッキリすることがありますよね。エンドルフィンにはこうした神経を落ち着かせる作用もあるそうです。
お金もかからず、ダイエットにも効果的で、心身の健康にも良いジョギングは、まさに一石三鳥。最近では走るための専用のアプリが充実していたり、ランニングイベントが頻繁に開催されていたり、続けるためには良い環境が揃っていると言えます。ぜひ、長く続けてほしい趣味のひとつです。