■お二人みたいに夫婦でがんばってみたい(まどかさん/27/保育士)

Three generations of a family eating in the garden
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子どもができてから、義両親がよくわが家を訪れるようになりました。そしていつからか、姑が「同居したほうがまどかさんも楽なんじゃない? 保育園の送り迎えとか私がやるわよ~」と言うようになったんです。 確かに保育園の送り迎えをしてもらえるのは魅力的、だからといって同居なんて絶対無理! 義両親に気を使って、毎日生活するなんて考えられませんでした。そんな私の思いをよそに、プレッシャーはどんどん大きく。 旦那は両親に頭が上がらず、まったく頼りにならない。かといって「それは嫌です」なんて、面と向かって断る勇気もない。散々悩んだ私は、義両親にこう伝えました。 「仕事をがんばってきたお義父さんと、必死で育ててくれたお義母さんの話は、旦那からよく聞いています。そんなおふたりに、いまは二人きりの時間をゆっくり過ごしてもらいたいと思っています。 ほら私、要領悪いですから、同居すると子育てを任せてしまいそうで。私もおふたりみたいに、子育てと仕事を夫婦の力でがんばってみたいんです。でも本当に困ったら、甘えてもいいですか?」。 この日を境に、義両親が同居の話をしてくることはなくなりました。