43歳、まだ人生の守りには入れない

── ツネさんはこれまで芸人のほかに、不動産営業、エアコンクリーニング、ウーバー配達、カジサックさんのYouTube編集チームなど、数多くの仕事を経験されています。そのうえ、アメリカにも挑戦し、さらにZUMBAインストラクターと…お話を聞いて正直、驚きました。ご家族はどのような反応でしょうか?
ツネさん:「ZUMBAをやる」と妻に告げると「なんで?今までお笑いをしてきたのに。収入はどうするの?」と驚かれました。でも、何だかんだ言いながらも受け入れ、今は応援してくれています。小4の息子は「パパと一緒にいつかZUMBA踊りたい」と言ってますね。
── ご家族は、新しいことにチャレンジするツネさんを応援してくれているんですね。ZUMBAお休み中には応急手当普及員の資格を取り、ニュースにもなっていました。
ツネさん:よく言えば「チャレンジ」ですが、実際は謹慎やコロナ禍など、いろんなことが起きて、食べていくために次に進まざるを得ない状況に追い込まれたんです。新しいことに挑戦しても、今回のようにZUMBAインストラクター資格取得後にケガして、膝の手術を受けて1年間踊れなくなるなど、予期しないできごとが起こります。今は、妻に貯金を切り崩してなんとかしてもらっています。ただ、できないことや望みがないことを続けるほうがリスクだと思うんです。
──「続けるほうがリスク」という考え方も分かりますが、40歳を過ぎてご家族もいる環境で、守りに入るという感覚はないのでしょうか?
ツネさん:まったくないですね。今43歳ですが、まだ守りに入る段階ではないと思います。みなさんに「新しいことに挑戦し続けてすごいね」と言われますが、自分でもつねに進化し続けたいので、今後も変わらずチャレンジを続けるつもりです。
取材・文:岡本聡子 写真:ツネ、吉本興業株式会社