「みなさん『大丈夫だよ』とおっしゃってくれますが…」。子どもの預け先がなく、仕事の現場にわが子を連れて行かざるを得ないときもあるという菊地亜美さん。周囲への気遣いが絶えず、必要以上に「すいません」と言うのが癖になってしまっているそう。幼い子を育てる親が直面する、世間との付き合い方。共感する人も多いのでは?

アイドル時代の男性ファンはどこへ行った?

── アイドルグループ「アイドリング!!!」卒業後、2020年に長女、2025年に次女を出産し、仕事や育児で忙しい日々を過ごす菊地亜美さん。男性ファンの多いアイドル時代から一転、現在はママとして、親しみあるキャラで広く女性からも支持されています。以前は男性ファンが大半を占めていた気がするのですが…。

 

菊地さん:私も不思議です。以前、私を応援してくれていた男性ファンの方はどこに行ってしまったのでしょう(笑)。独身時代は「モテない、結婚できない」キャラだったのですが、夫との交際・結婚を経てキャラが変わったように受け取られ、「キャラクター的に面白かったのに、結婚したら変わっちゃうね」「恋愛してないのが面白かったのに」と、言われることもありました。

 

アイドル時代も今も楽しいのですが、アイドル時代は「仕事は仕事」「プライベートはプライベート」とはきっちりわけていましたね。テレビに出たときは、プライベートの話は小ネタとして話す程度でした。

 

── ママになって、意識的にキャラを変えたのでしょうか?

 

菊地さん:妊娠してからも、女性向けを意識してキャラを変えたわけではないんですよ。ただ、子どもを産んでからは、たとえ長時間仕事をしているときでも、脳はずっと母親業をしている感じです。その自然な流れで、母親であるままの自分をSNSなどで発信しています。

 

現在は子育てなどのプライベートがそのまま仕事になることもあって、昔よりナチュラルに、本来の自分のまま楽しく仕事ができています。今でもけっこう激しめの収録ではいつもの自分より気合を入れますが、気合を入れていない仕事のほうが自分らしいと感じますね。