2度の手術の経験も、誰かの安心に繋がるなら

ミス・モンゴル
帝王切開で無事出産。その後、産後3か月でプロレスに復帰した

── その後も、娘さんは手術を経験されたそうですね。

 

ミス・モンゴルさん:保育園のころに2度手術を受けました。1回目は、生まれつきお尻にあった脂肪腫を取る手術です。赤ちゃんのころからお尻の大きさに左右差があって、こぶみたいなものがあるのが気になっていたんです。だんだん大きくなっている気がして病院へ行ったら、大きい病院を紹介されて、手術をすることになりました。

 

切除した脂肪腫は、おにぎり1個分くらいの大きさがあったんですよ。良性だったんですけど、「悪性になる可能性がゼロではない」と言われて、今も経過観察しています。

 

2回目は喉の手術です。口呼吸や鼻づまりが気になって受診したら、「アデノイド」(咽頭扁桃=鼻の奥にあるリンパ組織の塊)と診断されました。自然に小さくなれば心配ないそうですが、1年くらい様子を見たもののよくならず、小学校入学前に入院して、手術を受けることにしました。

 

このときはコロナ禍だったので、面会時間が厳しく決まっていたんです。昼と夜、それぞれ60分までだったので、夫(お笑いトリオ・東京03の豊本明長さん)と交代で行っていました。途中で娘に「お母さんが夜に来るとバイバイがさみしくなるから昼に来て」と言われて、私は昼に行くようにしたのですが、夜になると「今ごろどうしてるかな」と心配で、こっちがつらくなりました。

 

── 娘さんも心細かったでしょうね。

 

ミス・モンゴルさん:でも娘は泣いたり、取り乱したりはしなかったようです。「泣いてもどうにもならない」とわかっていたんでしょう。本当によくがんばったと思います。

 

手術後、のどから血が出ているのを見ても、「ああ、血が出てるな」とやけに冷静で(笑)。看護師さんからも「大人みたいですね」と言われていました。

 

子どもの病気って、特に先天性のものだと親は「自分のせいかな」と考えてしまいます。でも、ネットで検索して同じ経験をしている人の体験談を読むと、「悩んでいるのは自分だけじゃないんだ」と心強いですよね。

 

私は、どちらの手術も小さいうちに受けさせてよかったと思っているので、そのことを発信しています。経験を共有することで誰かが少し安心できるなら、意味があるんじゃないかなと思っています。