「同じことで悩んでいる人がいる、それだけでも救われることってあるんですよね」と語るプロレスラーのミス・モンゴルさん。お笑い芸人・東京03の豊本明長さんとの間に生まれた娘さんは幼少期から病気や手術を経験していますが、そのことをブログで発信しているのには、理由があって──。

原因不明の高熱で、娘が笑わなくなった

ミス・モンゴル
地元・杉並の治安を守るために2025年に「スギナミ プロレス プロジェクト」を発足したミス・モンゴルさん

── 娘さんの病気について、ブログなどで発信されています。2歳ごろに原因不明の病気を患ったそうですね。

 

ミス・モンゴルさん:はい。娘が2歳になる寸前でした。突然、原因不明の高熱が出たんです。ぐったりして食欲もなくなり、笑わなくもなってしまって。歩くのもつらそうだし、震えもあって心配になりました。私自身も、めったに熱を出さないのに、同じタイミングで熱が出て、体の節々が痛くてだるいんです。

 

最初は近所の病院へ行ったんですが、「大きい病院で調べてもらったほうがいい」と紹介状をいただいて、入院しました。でも、あらゆる検査をしても原因がわからなくて。     点滴などの治療も試したんですけど、劇的にはよくならなかったんです。

 

娘はまだ小さかったので、「痛い」とか「つらい」とか、うまく言葉で伝えられません。ただただ笑顔がなくなり弱っていく姿を見るのが、本当に苦しかったですね。

 

── それは心配でしたね。

 

ミス・モンゴルさん:結局、3週間入院しました。原因は最後までわからないままでしたが、少しずつ回復して退院できたんです。

 

後になってブログでそのことを書いたら、「うちの子もまったく同じ症状です」というコメントをいただいて。「うちも原因不明でした」「検索してたどり着きました」と言ってくださる方もいました。

 

私もそうなんですけど、子どもが病気になると、とにかくインターネットで検索するじゃないですか。少しでも情報がほしい。だから、「自分の経験を発信することにも意味があるんだな」と思いました。「同じことで悩んでいる人がいる」、それだけでも救われることってあるんですよね。娘はちょうど2歳の誕生日に退院できました。あのときのことは、一生忘れないと思います。