寝耳に水のコンビ解散も「熟年夫婦のようなもの」

── 残念ながら弾丸ジャッキーは2016年に解散されましたが、解散理由をお聞きしてもいいですか?
オラキオさん:きっかけは、キングオブコントの結果です。解散の前年に初めて準決勝まで進出して手ごたえを感じ、「来年は絶対に決勝へ!」という気持ちで頑張っていたんです。翌年も体感的にはすごくウケて「準決勝はまず間違いなし」と思っていたら、3回戦で落ちてしまって。先輩と一緒に飲みながら余裕で結果待ちをしていたのですが、その夜はもうヤケ酒飲んで荒れました。
どん底まで落ち込んで、自分なりにいろいろと考えた結果、弾丸ジャッキーとしてもう一段階レベルアップするには、大手事務所に移籍するしかないんじゃないかって思ったんです。もちろん事務所のせいでは全然ないんだけど、何かを変えないと一生、決勝には行けないんじゃないかと思い詰めたんですよね。ただ、テキサスに相談したら「考えさせてほしい」と言われました。
しばらくして、テキサスからファミレスに呼び出されました。移籍の話だろうと思って行ったら「解散したい」って。
── テキサスさんは移籍に前向きではなかった?
オラキオさん:それもあったと思うんですけど、小さなケンカを繰り返していたし、彼のなかで不満がたまっていたんじゃないですかね。僕は「売れるためなら何でもやりたい」と突っ走るタイプなんですが、テキサスはわりとナイーブな性格なので、傷つけたこともあったと思うし、気づいたらすれ違っていっちゃったのかな。熟年離婚みたいに、いろんなことが重なった結果です。
当時すでに、僕らは2人とも40歳目前でしたし、いい大人がよくよく考えて解散しようって言ってるんだと思ったら、無理に説得して続けても仕方がないな、って解散を受け入れました。
── ご家族の反応はどうだったのですか?お子さんも2人いらっしゃいます。
オラキオさん:妻は中学の同級生で、僕がまだ芸人だかフリーターだか何だかわからない頃に結婚しているので、特に動じてなかったですね。2人の息子は当時、小学生くらいでしたが、あんまり芸人としての僕に興味がなくて(笑)。一度、マクドナルドのCMが決まったときに、これは子どもに自慢できると思って言ったら「パパ、それどうにか断れないの?」と言われてショックを受けたことがあります。どこか恥ずかしい気持ちがあったんでしょうね。