全国の美食を食レポし続けてきた代償が、尿酸値「10.3」という驚愕の数値でした。 痛風を抱えながらも、決して「食べる仕事」をあきらめなかったラッシャー板前さん。薬だけでなく、仕事とプライベートで徹底的に「食の線引き」をする節制を敢行。食レポのプロとしての覚悟や健康管理を聞きました。
尿酸値10.3の衝撃「でも痛くなくて…」
── 毎週土曜日のバラエティ番組『朝だ!生です旅サラダ』をはじめ、何十年も、さまざまな番組で食レポをこなしてきたラッシャー板前さん。健康状態が気になります。
ラッシャー板前さん:人間ドックを受けてみたら、尿酸値が10.3だったんですよ。10超えはなかなかいないらしいですけど、俺の場合、まだ痛みはなくて。でも、そこで医者に言われたのが、「痛みが出ない人は逆に危ない。ふつうは痛みが出たらビールや食生活を抑えるけれど、痛みがない人は歯止めが効かない。今、本気で治さないと、どんどん悪い方向に行くよ」と。もう15年ほど前になるかな。
考えてみれば、食レポを長年続けてきたこともあり、ロケ先でウニやイクラなどの魚卵、ラーメン、てんぷらなど、さんざんごちそうを食べているじゃないですか。収録中はもちろん、収録前日の親睦会や収録後にもたっぷり食べていましたからね。だから、痛風が発覚して、「とうとう来たか」って感じでした。

── 痛風は重症化すると、腎不全なども引き起こすと聞きます。自覚症状がないのに、人間ドックで発見できたのは不幸中の幸いでしたね。
ラッシャー板前さん:若いころから、健康に気を使ったことなんてなかったんですよ。だけど40代のあるとき、マネージャーが「明日、人間ドックなんですよ」と話すのを聞いてね。「マネージャーが人間ドックを受けているなら、希望者でいいからタレントも受けさせてよ」と、僕が事務所に提案したんですよ。
芸人って仕事柄、魚卵を食べたり、ラーメンを1日4、5杯平らげたりとか、そういう身体に負荷をかけることをしょっちゅうやっていますから。芸人にとって身体は資本だから、それをきっかけに人間ドックを受けたというわけ。