「タケノコ掘り」が大反響。発信がもたらす、皇室との「新しい距離感」

── これまでの投稿のなかで、特に反響が大きかったものは何でしょうか?

 

宮内庁:令和6年に投稿いたしました、御料牧場でのご様子の写真や動画です。

 

── 天皇皇后両陛下と愛子さまのタケノコ掘りをなされるご様子が写ったものですね。リールは227万回再生、写真にはおよそ70万のいいねがつきました。

 

宮内庁:大変多くの反響をいただきました。また、皇居の自然や伝統行事、さらには裏方で支える職員の仕事なども発信しています。

 

── 今後、SNSを通して実現したい展望を教えてください。

 

宮内庁:皇室や日本文化に関心を持たれるきっかけは人それぞれです。今後も発信内容を工夫し、一人でも多くの方に皇室のご活動への理解を深めていただけるよう努めてまいります。

 

 

「親しみやすさ」と「正確さ」。その両立に挑む宮内庁の姿勢には、変化し続ける時代の中で、皇室の方々のご活動やお人柄を届けようとする誠実さが感じられました。SNSという喧騒のなかで、ふと立ち止まり、皇室の歩みや日本の文化、日々の営みに触れる。そんな穏やかな時間が、これからも私たちの心にそっと寄り添い続けてくれるのかもしれません。


取材・文:石野志帆 写真:宮内庁