90代の両親や元妻の「ほどよい距離」
── 熊本に戻られてからは、ご実家も近くなったそうですね。ご両親との距離感はどんな感じですか。
井手さん:実家が今のマンションから500メートルほど、歩いて行ける距離なんです。両親はふたりとも90代ですが健在ですよ。親父も足が速くて、体力お化けの血筋ですね。たまに「飯食いに来い」と呼ばれて実家に行ったり、「風邪ひいてないか」「薬は持ってるか」と、心配されたりもして(笑)。ありがたいと思いつつ、干渉されるとそれはそれで煩わしく感じるので、ほどよい距離感で付き合っています。

── ご両親が近くにいらっしゃる今、逆に、離れて暮らすお子さんたちとはどんな関係なんですか。
井手さん:今も交流はあります。別居中もちょこちょこ子どもたちに会いに行っていましたし、息子が野球部で頑張っていたときには練習場に応援に行ったりもしました。去年の夏には、娘と孫2人が熊本に遊びに来て、そこに息子も合流して。さらに元妻まで来て、みなで天草へ海水浴に行ったんです。
「元妻も一緒に旅行するの?」って、周りには驚かれますけど(笑)。別に憎しみ合って別れたわけじゃないんです。今は自分の息子と娘の「お母さん」のような存在として、付き合っている感覚ですね。