「父を助けられないのが悔しかった」家業の穴を埋めるためのに楽天へ

── 卒業後、すぐに家業に入らず「楽天」を選んだのはなぜでしょう。

 

森さん:私が大学生のとき、父がインターネット通販(EC)に乗り出し、楽天市場に出店したんですが、売り上げが伸びず「どうすればネットで魚が売れる?」と私に相談してきたことがあったんです。でも、当時の私は何も答えられなかった。父の力になれないのが、歯がゆくて、悔しくて。

 

当時の寿商店には通販をはじめとするデジタル・IT業務を担える人材がおらず、経営上の「穴」になっていました。それなら私が外の世界でITや組織づくりを学び、その穴を埋める武器を持ち帰ろうと。父を助けるための、私なりの「逆算の就職」でした。