2023年に第1子となる男の子を出産した手島優さん。母になった今だからこそ、「手島優」というキャラを貫くために頑張りすぎて傷ついていた30代の自分に、伝えたいことがあると言います。

41歳で初産も、助産師さんに「いきみ方」褒められ

手島優
2023年に41歳で第1子を出産した手島さん

── 2022年に結婚され、翌年にはSNSを通じて第1子の妊娠を報告されました。そのとき手島さんは41歳で、高齢出産とされる年齢でしたが、不安はなかったですか?

 

手島さん:不安だらけでした。私はありがたいことに自然妊娠で子どもを授かることができたのですが、それこそ奇跡だと思って、新たな命を授かったことの重みを感じました。ですが、そのときは41歳で子どもを産んでいる人が周りにいなくて。本当にいろいろ調べました。

 

── 調べることは大事ですが、それが不安につながることもありますよね。

 

手島さん:本当にそうでした。40歳を過ぎてからの出産について調べると、リスクに関することばかりが出てくるんですよね。しかも、そこで紹介されている症例も重めのものばかりで。だから、高齢出産の人に向けた検査をいろいろ受けましたし、産まれてきてくれるまでは不安のほうが大きかったです。

 

── 実際にお子さんが生まれたときは、なかなかのバタバタだったとか。

 

手島さん:予定日よりも20日も前に生まれたので、なんの準備もしていなくて。そのときは夜だったんですけど、体の異変を急に感じて。「これはどっち?いいほう?悪いほう?」と思って病院に電話をしたら、「すぐに来てください」と。それで病院に行ったら「もう破水しています」と言われて、そこから数時間後には息子を出産していました。

 

── 超安産だったんですね。

 

手島さん:私もですが、旦那も「ウソでしょ!?」と驚いていました。助産師さんからは「いきみ方がうまい」とほめてもらいました(笑)。

 

ただ、妊娠中はつらかったですね。これは年齢によるものなのか、個人差があるものなのかはわかりませんが、妊娠中はとんでもなく恥骨が痛くなったり、本当に何もできないくらいにお腹が痛くなっていたりしていました。とにかく体の節々が痛くて、手足もクリームパンのようにむくみでパンパンになっていて。ホルモンバランスの乱れがあったんでしょうけど、そのときは旦那に当たり散らしていました。今思うと、よく耐えてくれたなと思います(笑)。

 

── 子どもを産んでから2日後にYouTubeで出産報告をされていました。

 

手島さん:出産当日にも友達にLINEしてましたね(笑)。ただ、病院には「無痛分娩」でお願いしていたんですけど、私は初産だったので、そんなに麻酔を効かせることはできないと言われて。痛みがないと妊婦さんがいきむタイミングがわからなくなってしまうことがあるから、そうしているみたいなんですよね。だから実際はむちゃくちゃ痛くて。でも、私はもともと痛みに強いところがあったので、まだ我慢できる範囲の痛みだったし、バラエティ番組でむちゃぶりにも耐えてきた「こんなことで弱ってんじゃねえ!」という精神が出産のときにも生かされていたのかもしれません(笑)。

 

── 子どもは産んだ後こそ体力勝負と言われますが、実感することはありますか?

 

手島さん:昔は「子どもは若いうちに産んだほうがいい」と言われてましたよね。41歳という年齢で産んだ私からしたら「そんなのは別に関係ないし」と強がっていましたが、やっぱり年齢を重ねると体力の回復に時間がかかります。今うちの息子は2歳ですけど、公園で遊んでいるときに若いお母さんたちに会うと「やっぱり体力が違うよな」と思いますね。

 

ただ、逆によかったなと思うのは、息子は今2歳で「イヤイヤ期」を迎えているんですけど、周りに先輩ママがたくさんいるので、「そんなものだよね」とか「聞いていたやつだわ」と思うことができるというか。そういう精神的なメリットはたくさんあります。