音楽に携わらないことが長く続けるコツ

── ゴールデンボンバーは2024年で結成20周年を迎えました。グループで長く活動を続けるコツなどあるのでしょうか。
喜矢武さん:音楽に携わらないことですね。音楽に携わらないからこそ、音楽性や方向性の違いでメンバー同士が揉めることがないんです。
あとは、リーダーの鬼龍院の言うことをよく聞くことですね。彼がいろいろ決めてくれるので、それに乗っかっていくという感じです。鬼龍院の提案にのっかることで活動の幅が広がって、いろんなことに挑戦できています。メンバーは今ではビジネスパートナーですが、家族よりも長い時間を一緒に過ごしているので特別な存在ですね。
20年間で関係性もそんなに変わっていないと思います。今でもみんなで会議もしますし、ほどよい関係だと思います。樽美酒研二のご両親は僕たちのライブに出演してくれたりもしますし、家族ぐるみで会うこともありますね。
── 喜矢武さんはゴールデンボンバー以外に、舞台や映像など幅広いジャンルで活躍されています。いろんなお仕事をされていて、切り替えるのは大変ではありませんか。
喜矢武さん:観に来てくださるお客さんを楽しませるという意味では、ライブも舞台も同じなんですよね。だから、別物として切り替えるという意識はほとんどなくて、目の前のことを一つひとつ一生懸命にやる、という感じです。
── 俳優としても、とても活躍されていますね。
喜矢武さん:俳優の仕事もやってみたいと話していたら、2012年に映画で初主演をさせていただきました。主演なのにセリフが7行だけという、かなり異例の主演でした(笑)。今は映画やドラマ、舞台をさせてもらっています。いただいているお仕事を楽しくやらせてもらっているので、「もっと何かをしたい」という強い願望は今のところないですね。今あるものを丁寧にやりたいという気持ちです。
あとは、この先「大人の世界」に飲み込まれず、自分のペースで活動していきたいですね。童心を忘れない大人が、僕はカッコいいと思うので。いつまでも童心を忘れずに活動を続けていきたいです。
── 下積み時代のご自身に何か伝えられるとしたら、なんと言いますか?
喜矢武さん:税金対策と資産運用は、早めにプロに頼って準備しておけと言いたいですね。僕は何も対策をしていなかったので、かなり損をしている気がするんです(笑)。そこは強く、当時の自分に言ってあげたいですね。
取材・文:大夏えい 写真:喜矢武豊