「1日1回は愛してると言ってくれる」

── 旦那さんとは、何年くらいおつき合いされたのでしょうか。ご結婚の決め手は?

 

永里さん:夫とは4年近くつき合いました。決め手は、プロポーズされたこと、ですかね。ただ、そのプロポーズ自体は成功とは言えない出来栄えだったんですけど。そういうところがかわいらしいなと思えるような人なんです(笑)。

 

なんというか、彼のそばにいると自分がいちばんナチュラルでいられたことが大きかったと思います。仕事面でもパーソナリティでも、お互いに尊敬し合える関係性をはぐくめたところもすごく大きかった。

 

夫は中国武術を長くやっていたので、東洋的な価値観と考え方、日本人が大事にしている美学に魅力を感じてくれていたところも大きかったような気がします。西洋的な考え方に偏った人だったら関係を深めるのは難しかったかもしれない。彼の場合は考え方のバランスがほどよく取れているというか、自分と近い部分も多かったので、自然と惹かれ合ったのかなと思います。

 

── ちなみに、旦那さんはどんなお仕事を?

 

永里さん:理学療法士です。リハビリ施設が整ったクリニックで一般の方に向けた体のケアやリハビリテーションなどをしています。だから体のことには詳しくて、自分でもエクササイズをするのが好きなんです。私が彼のお腹の脂肪をちょっとつまんで、「(脂肪が)のっかってるね」みたいに言ったら、本気のエクササイズを毎日続けるようになって。今ではもうつかめないくらいに鍛えられちゃってます。ある意味、私よりストイックかもしれません。

 

── 永里さんご自身は、現役時代と比べて生活習慣は変わりましたか?

 

永里さん:そうですね。今は、子どもたちのトレーニングサポートで身体を動かすことが中心になっています。毎朝犬の散歩をして、週3回くらいは自分の身体を整える意味で軽く体は動かしますが、そこまで積極的に運動をする感じでもないです。

 

食事面では、量が圧倒的に減りました。現役時代は栄養を考えて食べることも仕事だったけれど、もう食べなくてもいいんだと思うと本当に食べなくなっちゃって。ただ、1年間体形もあまり変わっていないから、今の生活スタイルでちょうどいいのかなと思っています。

 

永里優季
2025年に現役を引退した永里さん

── そんなご夫婦の普段の生活はどんな感じなのか、気になります。

 

永里さん:今は冬のオフシーズンで私が家にいることが多いので、柴犬2匹の散歩、あとは料理、掃除が私の担当です。

 

現役引退後、食事は1日2回で、夫と一緒に食事するのは夕食だけなので、夕食はいつも張りきって作っていますね。あとは最近、掃除機を買って私のモチベーションが上がったので、掃除も私の担当になりました。以前の掃除機は大きくて扱いがめんどうだったんですけど、今の掃除機は掃除が苦にならないというか、楽しくて。食器洗いは夫がいつもしてくれて、残りの家事は気づいたほうがやる感じです。

 

夫には、こんな私と一緒にいてくれて感謝しています。必ず1日1回は「愛してる」って言ってくれますし。

 

── 毎日、「愛してる」って言ってくれるなんて素敵ですね!

 

永里さん:私があまり気持ちを言葉にしないものだから、そのぶん彼のほうが言葉で愛情表現をしてくれていると思います。私たちの日常ってコメディみたいだなと思ったり(笑)。お互いのエネルギーがマッチするようなコミュニケーションを心がけたいといつも思っています。