ここまで私のことを好きでいてくれる人はいない

── ノッコン寺田さんの一途さに心が動いたんですね。
嫁コンさん:そうですね。「ここまで私のことを好きでいてくれる人はいないかもしれない」と思ったんです。その後、大学3年生のときにおつき合いをすることになりました。
つき合ってからも、彼の優しさはずっと変わりませんでした。私が「チャラチャラしているのが嫌」と伝えたら、服装や髪型をきちんと整えるようにもなりました。私のわがままや悩みにもいつも真剣に向き合ってくれて、本当にまっすぐな人だなと感じましたね。
── 優しいですね。
嫁コンさん:そうですね。でも当時、彼は大学でラグビーをしながらアルバイトもしていたので、学校以外で会える時間がほとんどなかったんです。そんな状況のなかで、「会える時間が少ないからこそ、会えたときは楽しく過ごそう!」と彼が提案してくれて。週に1回、お互いにお弁当を作って交換して、大学で一緒に食べるという約束をしました。
それぞれが作ったお弁当を校内で一緒に食べるんです。彼はコンビニでアルバイトをしていたので、アルバイト先のお惣菜を詰めたお弁当を持ってくる日もありました。「こんな商品があるんだ!」と話しながら食べたりして、彼が作ったお弁当を食べる時間もすごく楽しかったですね。