健康に自信があって、世界を飛び回るほど仕事も順調だった ── そんな30代のある日、「世界に5人くらい」といわれる脳腫瘍を突然宣告されたら?患者になって初めて見えた医療のすき間と、誰にも頼れなかった後遺症との闘い。医師でありながら、患者になった平井麻依子さんが辿った回復への道のりとは。