2021年に俳優の笠原秀幸さんとの結婚を発表し、昨年11月に出産。今年春から1児の母となり、ますます活躍が期待される俳優・タレントの北原里英さん。元AKB「地方組」メンバーとは、現在もあたたかなやりとりが続いているようです。(全3回中の3回)
「名前が嫌だった」と夢枕に立った娘に言われるも
── 初めてのご出産から4か月ほど経ちましたが、お元気そうでうれしいです。お子さんもすくすく成長されていると思いますが、お名前はどうやって決まったのでしょうか?
北原さん:夫が素敵な名前を提案してくれて、最終的には2人でその名前に決めました。実はちょっと紆余曲折があって。私が妊婦のころ、(元AKB48の)峯岸みなみちゃんのお子さんが生まれて、みぃちゃんが過ごしていた産後ケアホテルに夫とふたりで遊びに行ったんです。赤ちゃんを抱っこさせてもらい、赤ちゃんってこんなに小さいんだって感動したりしていて。そのときに夫が、みぃちゃんのお子さんの名前を目にして、「いい名前ですよね」って。実はうちは名前がなかなか決まらないでいたから、その流れでみぃちゃんたちに相談したんです。

そのときに、「できればAKBグループにはいない名前がいいよね」という話になって。そうなると一気に候補が絞られたんですが(笑)、その日の夜に夫が「どうかな?」ってひとつの名前を提案してくれたんです。夫はすごく考えたというよりはふっと頭に浮かんだようだったんですけど、私も「かわいいね!」って。
でも、この話にはまだ続きがあって。その日の夜、私の夢になぜか高校生になった娘が現れて、私に向かって泣きながら「小さなときから名前がすごく嫌だった」って言ってきたんですよ(笑)。
── そんなことが!
北原さん:だから、翌朝、夫に「ちょっと保留にしようか?」って、名前を決めるのを待ってもらいました(笑)。だって、夢とはいえ、娘に「名前がずっと嫌だった」なんて言われたら、考え直したくなるじゃないですか。ただ、その後も2人でいろいろ考えたんですけれど、「やっぱりいちばん素敵だよね」って、最初に夫が考えてくれた名前に決まりました。
元AKB「地方組」メンバーの強い絆は今も健在
── AKB初期のころ、共同生活をしていた「地方組」の大家志津香さん、指原莉乃さん、横山由依さんに妊娠報告をされている様子をYouTube公式チャンネル「きたりえチャンネル」で拝見しました。「一緒に育てよう」とみなさんがお話しされているのを見て、本当にいいご関係だなあと心癒やされました。
北原さん:みんな、産後めちゃくちゃ会いに来てくれています。大家志津香ちゃんがいちばん子どもと会っているかな。横山も来てくれました。莉乃ちゃんはタイミングが合わなくてまだ会えていないんですけど、莉乃ちゃんのお母さんは子どもが新生児のときに来てくださって、抱っこしてくれました。

── 指原さんのお母さんが北原さんのおうちに?交流があるんですか?
北原さん:そうなんです。地方組は家族同士の仲がよくて、この前は地方組のお母さんとお父さんたち8人だけで旅行に行っていました。昨年の夏、私が妊娠中にしーちゃん(大家さん)の地元に遊びに行ったときは、しーちゃんのお母さんとお父さんがすごく喜んでくれて。大家家と指原家と横山家と北原家の4組、家族ぐるみで本当に仲よしなんです。
それぞれの親たちが、私たち4人のことをわが娘のように大切に思ってくれているみたいで。親同士がこんなふうに仲よくなれることってなかなかないと思うので、本当にいい関係だなあと思います。