ガラス張りの教室に制服はSNSの投票で決定
── シブジョは渋谷の一等地、東急プラザ表参道に開校しました(2025年4月に移転)。
赤荻さん:前代未聞の新しい学校にしたかったので、あえて商業施設の中に作ることを選びました。ガラス張りなので通りがかった人たちがみんな見ていくし、話題にもなるだろうと思って。教室内はピンクにしようって決めていました。机とイスは韓国の通販で買ったもの。やっぱりかわいいものに囲まれていた方がテンション高く勉強に向き合えるし、みんながSNSに撮りたくなるような、映えるような教室にしています。制服はもうめちゃくちゃこだわりましたね。制服がかわいいと学校に通うのが楽しくなるから、いちばんかわいい制服にしようと考えて。3パターン型を作って、SNSの投票で決めました。

── 2023年に「渋谷女子インターナショナルスクール」を開校。生徒たちの様子はいかがですか?
赤荻さん:第一期生は10人くらいで、今年度その生徒たちが卒業します。シブジョの生徒たちは、楽しんで生活を送ってくれています。みんなにはもうおおいに青春してもらいたいですね。シブジョに行ったら何か持ち帰ることができる場にしたい。人生を変えられるような経験をさせてあげたいなって思っているんです。
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個性豊かな生徒が集まる渋谷女子インターナショナル。学校も原宿のど真ん中で、生徒たちもキラキラしています。そんな彼女たちはどんな授業を受けているのでしょうか。実際はメイクや動画編集などガチな様子。好きなことなら貪欲になれるようです。
PROFILE 赤荻瞳さん
あかおぎ・ひとみ。埼玉県出身。高校1年のころから渋谷の高校生サークルで活動。高校中退後、2015年に広告制作会社に入社。2018年3月にギャル雑誌『egg』をウェブで復刊させ、21歳で編集長に就任。2023年から通信制サポートスクール「渋谷女子インターナショナルスクール」の校長を務め、世界で活躍する女性育成に努める。
取材・文/小野寺悦子 写真提供/株式会社エイチジェイ