結婚相手には「おならとゲップはほんまに嫌」

── ちなみに、理想の結婚相手はどんな人ですか?

 

稲田さん:俳優さんと結婚したいと、ずっと思っています。何のどんな小さな映像媒体でも、ドラマや映画に出てたら「俳優」と呼ぶので(笑)。あとは、性格が変わってる人やったらいいな。普通のデートは、正直あんまり楽しくないって思ってて…。真面目な人にはあまり興味を持てないんですよね。

 

──「変わってる人」というと…?

 

稲田さん:私が経験したことないことを話してくれる人がいいっていうのがあって、それが俳優さんやった、というか。演技がどうこうとか私が知らない芸能のことを話してくれたりして。何かを突き詰めてる人って変わってる人が多かったりするじゃないですか。

 

── それはあるかもしれませんね。逆に、絶対に嫌な条件は?

 

稲田さん:前につき合ってた人は、常に忙しくて遠出とかができなかったんです。だから、嫌なのは忙しすぎる人と、ほんまクサい人。あとはもうなんでもいいかな。クサくないなら誰でもいい(笑)。おならとゲップもほんまに嫌なんですけど、私も相手の前では絶対しないし、してほしくないですよね。でも、結婚したらしょうがないのかな…。

 

── 多少はしょうがないかもしれません(笑)。ちなみに、いつまでに結婚、という期限は決めていたりするんですか?

 

稲田さん:期限は特にないんですけど、「交際0日婚」でもいいので、すぐにでも結婚したいです。だって「0日婚がいい」って言ってくれる人って絶対「変」じゃないですか。

 

── (笑)。ちなみに、プロポーズはしたいですか?されたいですか?

 

稲田さん:うわー…、どっちもいいな…。人から「来年、結婚しようと思ってんねん」とか言われると、「すぐしちゃばええのに」って思っちゃうんです。「1年も先!?」とか思っちゃって。だから、いい相手ができたら、しびれを切らして自分から言う可能性はあるかもしれないです。

 

── 最後に、今後の婚活への抱負を教えてください。

 

稲田さん:2024年の下半期は、「忙しいから」とかを理由にしてたんですよね。今年はそれをやめて、新しいところに飲みに出ようと思ってます。まずは「誘われたところに断らず行く」っていうくらいで、もう自分の中で1歩進んでいるかなと。素敵な俳優さんと出会うために頑張らないと…!

 

 

結婚相談所からマッチングアプリまで、あらゆる方法で「婚活」に励んできた稲田さん。今年はさらにギアチェンジする模様です。近いうちに努力が実り、幸せが訪れることを願ってやみません!

 

PROFILE 稲田美紀さん

いなだ・みき。大阪府和泉市出身。2014年に後輩の熊元プロレスと『紅しょうが』を結成。2022年から活動拠点を東京に移し、2023年に「THE W」(日本テレビ系)で優勝。劇場を中心に活動しながら、テレビ番組「私が愛した地獄」(テレビ朝日系)や、ポッドキャスト「紅しょうがは好きズキ!」などに出演中。

 

取材・文/髙木章圭 写真提供/稲田美紀