2歳児の母でもある福田典子さん。できるだけ夫に育児を自分ごとに感じてもらえるように、妊娠中からあらゆることを共有してきたと語ります。(全4回中の2回)

30時間滞在の弾丸旅行に行けたワケ

現在働いてる会社のオフィスに

── 企業の広報とフリーアナウンサーという二足の草鞋に、プライベートでは2歳のママ。多忙な生活にも関わらず、8月にはオリンピック観戦のため、一泊の弾丸旅でパリを訪れたことをインスタで報告されていました。バイタリティがスゴイですね!

 

福田さん:実は、パリに行こうと決めたのは出発の3日前だったんです。昔からスポーツが大好きで、福岡のRKB毎日放送時代からスポーツ取材に携わり、テレビ東京では平昌五輪や東京五輪も取材しました。パリ五輪も現地でぜひ観戦したいとずっと思っていたのですが、4月に転職したばかりで長期の休みをとるのも気が引けて。子どももまだ小さいし、ホテルや競技チケットもすごく高いので、今回は難しそうだなと一度は諦めたのです。ただ、テレビで現地の盛り上がりを見るにつれ、「やっぱり行きたい!」とウズウズしだして。ここで行かずにいたら、絶対に後悔するだろうなと思っていたら、夫が「悩むくらいなら行ってきなよ。子どものことは心配いらないから大丈夫」と背中を押してくれました。

 

直前まで仕事が入っていたので、1泊4日、滞在時間30時間ほどの弾丸旅行でしたが、自転車ロードレースと陸上を間近で観戦。オリンピックの熱気を体感でき、大きな活力になりました。快く送り出してくれた夫には、本当に感謝しています。

 

── 弾丸旅行をあと押ししたのは、旦那さんの言葉だったのですね。普段から、家事や育児は夫婦で分担されていらっしゃるのですか?

 

福田さん:うちは、家事育児は夫婦でできる方がやると決めています。私ができる家事は、夫もなんなくこなしますし、保育園の送り迎えや日常的な子どもの世話など、育児にも積極的です。「休日に子どもを預けられるサービスがあるよ」と自分からどんどん調べて、私がいないときに活用したりしているので、安心して任せています。お互いにひとり時間を持つことも大事だと思っているので、それぞれで過ごす時間も定期的に作るようにしています。

 

── 家事代行やベビーシッターなど、外部サービスは活用されていますか?

 

福田さん:そろそろ使ってみたいなという気持ちはあるのですが、知らない人が家のなかに入ることにちょっぴり抵抗があり、まだ利用したことがないんです。ただ、年末の大掃除で、エアコンや洗濯槽などはプロの手を借りたいと思い、検討中です。普段は、お掃除ロボに頼って家事を時短。ベビーシッターサービスにも興味はあるのですが、夫婦の予定がどうしても合わないときは、福岡から母が来て子どもの面倒をみてくれています。周りに支えられながら、なんとかまわっているという感じですね。