ものまねメイクをしたきっかけ
── ところで、なぜものまねをするのにマスクを使っているのでしょうか?
ざわちんさん:少し戻りますが、中学3年の時に桐谷美玲さんに強く憧れていて、桐谷さんになりたいという願望があったんです。桐谷さんのメイクをまねたところすごくいい感じに仕上がったんです。ちょうど学校でマスクをつけるのが流行っていて、桐谷美玲メイクをしてマスクして学校に行ったら、クラスメイトなどからすごく似てるねと言ってくださって。それがきっかけで、もしかしたら鼻から下を隠したらもっと似せられるんじゃないかと思って始めたのが、ものまねマスクメイクの始まりです。
── 桐谷美玲さんとは、2013年の東京ガールズコレクションでお会いされたそうですね。
ざわちんさん:はい。最初お会いしたとき、すごく顔が小さくてスタイルもよくて、憧れの美玲さんだということで、すごくドキドキして緊張しました。実は、桐谷美玲さんとお会いする前に、私のブログで桐谷美玲さん風のものまねマスクメイクを投稿してたんです。そしたら桐谷さんご本人さんからアクションがあったんです。直接ご本人と対面したときは、逆に桐谷さんからマネしてくれてありがとうとお礼を言っていただきました。
いじめがきっかけでメイクに目覚め、どんどん技を極めていったら憧れの人にも会えました。ものまねメイクを極めてよかったなと思った瞬間でした。
PROFILE ざわちんさん
群馬県出身。芸能人のものまねメイクで大ブレイク、一世風靡をした。現在、マスクメイクをはじめ、さまざまなメイク法をイベントやメイク講習会などで披露・伝授。また新たに開始した『tiktok 赤髪のざわざわ』のtiktokライブが可愛くて面白いと評判。4月は絶賛毎日配信中。
取材・文/間野由利子 写真提供/株式会社アローズエンタテインメント、株式会社マネージメントS