藤岡弘、さんの次女でモデルや俳優として活躍の幅を広げている天翔天音さん。家族は「すべての原点」と話す天翔さんに、藤岡家ならではのルールについて伺いました。(全2回中の2回)
藤岡家ならではのおやつは「玄米を炒って…」
── 藤岡家ならではの決まりごとはありましたか。
天翔さん:とにかく昔から、食べ物には気をつかうよう言われてきました。小さい頃から、父がきょうだい4人分のお弁当を作ってくれていたのですが、すべて手料理でとても豪華で。父がお弁当を作ってくれる日は嬉しかったです。栄養バランスを考えたおかずがたくさん入っていました。
おやつに関しても、友達は駄菓子やスナックなどお店で売られているものを食べていたのですが、うちは添加物が入っていないものが中心で、手作りのものが多かったです。栄養があって、体にいいものをいただくことを心がけていました。
── 体にいいおやつとは、具体的にどんなものなのでしょう。
天翔さん:我が家ならではのおやつだと思うのですが、玄米をフライパンで炒って、天然塩をかけたものを父が作ってくれていました。これがパリパリしてすごく美味しいんです。でも、正直、周りの友達が食べているおやつを見て、小さい頃はうらやましいなと思うこともありました。自分では買えないので、ピクニックのときなどに交換こして、分けてもらって食べていたこともあります。
── 普段の食事で気をつけていることはありますか。
天翔さん:1日の食事のなかで必ず発酵食品を摂ることを意識しています。お味噌汁や納豆、糠漬けなどですね。
── 現在18歳で、同世代の方は「映えスイーツ」などにも目がないお年頃ですよね。
天翔さん:やっぱり写真などを見ると、美味しそうなので食べたくはなるんです。なので、友達と会う日だけ特別に。おしゃれカフェで、月に1回くらいはいいことにしています。
── スイーツも手作りしているそうですね。
天翔さん:おからでクッキーを作ったり、ポップコーンを種から膨らませて、現場に持って行ったりしています。おからは何にでも使えて本当に便利ですし、何より美味しいです。パウンドケーキを焼いても普通のものと変わらないので、人に食べてもらってもおからだと気づかれないことが多いです。栄養に関しては父から教わってきたことが多いと思います。
── モデルのお仕事もされていますが、体にいいものを意識し続けた結果、今のスタイルがあるのは納得です。
天翔さん:小さい頃から気をつけてもらっていたのは、ありがたかったなと今では思います。