2023年は、第一子の誕生や写真集発売、整形手術をしたことを公表など、話題になることの多かったおばたのお兄さん。整形手術をしたときのことを伺いました。
98万円かけて美容整形を決断
── 昨年、目の下のクマ取りとおでこのしわ、フェイスラインを整形されたそうですね。なぜ急に整形をしようと思われたのですか?
おばたのお兄さん:昔からエゴサーチをよくしているのですが、そのなかで「おばたのお兄さんはクマがすごい」と書かれているのをたびたび目にする機会がありました。そんなにすごいかなと思って、自分でも気になるように。
それで、インスタグラムなどのSNSでキーワード「クマ」で検索していたら、美容整形の広告がバシバシ出てきて。「目の下のクマになっている部分のたるみを取るだけですっきり若返る」とか「クマ取りが8万円」とか表示されるわけです。思ったほどは高くないし、そんな広告を見ていると、クマ取りがしたくなってきて。
「男性が整形を?」と思う人もいるかもしれませんが、僕は芸人だし、整形するのもおもしろいかなと思って、広告が出たクリニックにとりあえず行ってみることにしたんです。
最初はクマ取りをするだけのつもりでした。でもクリニックに行ってみると、「おでこのシワ、気にならないですか?アゴもシュッとさせませんか?」と言われて。もっと若返るなら素敵かなと。「じゃあ思いきって全部やっちゃおう!」ってことになりました。
── どれくらいのお値段がかかったのでしょう?
おばたのお兄さん:全部で98万円ですね!注射1回につき、8万円でした。片目だけでも3回注射を入れるので24万円。両目で48万円かかります。さらにクマ取りの後の再生注射やおでこのヒアルロン酸の注入、顎にボトックスを入れたことでみるみるうちに値段が上がっていきました。
クリニックが提案してくれたのは、「松竹梅」の3つプラン。「竹」を選ぶのが無難かもしれませんが、せっかくなら一番高いのにしようと「松」を選択しました。
でもテレビのバラエティ番組でそのことを話したら、出演者の方々がびっくりされていて。「高すぎる!うちのクリニックなら半額くらいでできた」と。SNSのコメントでもいろいろな人に「高い」「高い」とけっこう言われましたね。
実はその反響をどこかで見たのか、手術後のクマ取りの再生注射のために再び来院したときに、注射をするために院長先生がわざわざ出てきてくださって(笑)。正直「気まずいな…」と思っていたのですが、注射がすごく上手でまったく痛みがなく。さすが、院長先生はすごいな〜って感心しました。
まぁ、周りにはいろいろ言われていますが、僕的にはキレイにしてもらえたので悔いはないですよ(笑)。
──奥さんの山﨑夕貴アナも98万円には驚いたのでは?
おばたのお兄さん:クマ取りをするかも…という話はしていたのですが、カウンセリングに行ってそのまま手術をしたので、料金については完全に事後報告でした。報告したら大爆笑していましたね。しかも仕上がりについて聞くと、「まぁ、言われてみればキレイになったかな」という言葉をいただきました(笑)。
周りの反応もイマイチでしたね。「見比べたらわかるけど…?」という感じで、ほとんど気づかれなかったですね。何度も言いますが、それでも僕自身は満足しているのでいいんです(笑)。
腫れが引かずにパンパンの顔で収録へ
── 整形は痛そうなイメージがありますが実際のところ、どうでしたか?
おばたのお兄さん:病院では手術前に「痛くないから大丈夫」と言われていました。でも、はっきり言ってめちゃくちゃ痛かったです(笑)。目の下のふくらんでいる部分の脂肪を移動させるために、まぶたの裏側にある結膜を切るんですから痛いに決まっていますよね。痛くないわけがない!(笑)
特におでこの整形は一番痛かったです。骨膜の近くにヒアルロン酸を入れるんですから、痛いはずです。
── 術後、すぐに仕事に復帰できたのでしょうか?
おばたのお兄さん:実は手術の24時間後にテレビ番組の収録がありました。前もってクリニックに、「どれくらいで腫れは引きますか?」と確認したら「3時間くらいで引きます」と言われました。その言葉を信じてすっかり安心していたのですが、結局腫れが引いたのは50時間後でした(笑)。
目の腫れ具合はごまかしようがないというか、誰がどう見てもわかる状態でしたね。「どうしよう…」と思ったのですが、もう仕方ないので腹を括って、パンパンの顔でテレビの収録をしました。千鳥さんの番組だったので、おいしくいじってもらえてよかったです。
── また整形したいと思いますか?
おばたのお兄さん:おでこは手術直後はまったくシワがなかったのですが、時間の経過とともにシワがでるようになっていて。ちょっと気になっているんですよね〜(笑)。でも、手術は汗が出るくらいとても痛かった。麻酔はしますが、やっぱり我慢は必要です。耐える努力が必要です。でも、またやりたいなあ…。次やる時は、直後に仕事を入れないように気をつけます(笑)。
PROFILE おばたのお兄さん
1988年、新潟県生まれ。日本体育大学卒業で、野球、剣道、アルペンスキー、剣道などで、好成績を残している。2023年には初の写真集『バースデー』を発売。妻はフジテレビアナウンサーの山﨑夕貴さん。
取材・文/酒井明子 画像提供/おばたのお兄さん