小学生の男の子の母でもある佐藤江梨子さん。仕事復帰直後は子どもを現場に連れていったことも。今は親子で宿題に奮闘中の毎日です。(全4回中の4回)

抱っこしながら打ち合わせをしたことも

── 2015年に結婚、出産されました。出産から3か月後には仕事復帰をされたそうですね。

 

佐藤さん:ドラマの主演から復帰しましたが、子どもと一緒にいたいという気持ちがある反面、仕事の勘が保てるうちに復帰したほうがいいのかと復帰のタイミングは迷いましたね。

 

── 出産後の体調はいかがでしたか?

 

佐藤さん:体は元気でしたが、母乳がどんどん出てきちゃって止まらない日がありました。胸にパットを入れても染みてきちゃうので、なるべく目立たない服にしたり。ただ、ロケで数日、子どもと会わないだけで、ピタッと母乳が止まるんです!その後、子どもに会って母乳をあげ出すとすぐに出てくるんですけど、不思議ですよね。

 

ニット帽に包まれている佐藤さん

── 佐藤さんがお仕事に行かれるときは、ご家族がお子さんを見ていたのでしょうか?

 

佐藤さん:母に手伝ってもらったり、義父母の家で見てもらったり。あと、たまたまなんですけど、前の事務所の副社長さんと、子ども同士の年齢も近かったんです。朝から夜まで撮影があるときは、副社長のお家で見てもらったこともありました。

 

でも、子どもなりに何か察したんでしょうね。生後半年未満の赤ちゃんなのに、副社長の家では1回もウンチをしなかったんです。私が仕事から戻って子どもを抱いた瞬間にいろいろとホッとしたみたいです(笑)。

 

── お子さんなりに何か感じるものがあったというか。

 

佐藤さん:だから自宅から仕事に向かうときも泣いちゃうこともよくありました。以前は子どもを仕事現場に連れていったこともあったんです。そこでもやっぱり環境が変わると泣きだしちゃって、子どもを抱っこしながら打ち合わせとか取材を受けたこともありましたが、なかなか大変で。それからは家族に見てもらうようにしています。

朝から食欲旺盛な日も

佐藤さん2〜3歳くらいのころ。今や小学生の母に

── 現在、お子さんも元気に学校に通っているそうですね。

 

佐藤さん:毎日慌ただしく送り出しています。朝ご飯もよく食べますよ。ホントにこんなにご飯食べるの?と思うほど、朝食を食べる日もあるんですけど。学校の昼ごはんもあるから、これ以上食べたら昼のお弁当が食べられなくなるよって。こっちもせっかくお弁当も作ってるから、食べてほしいのもあるし。朝ごはんをしっかり食べるのは嬉しいし、寝ている間に体力も使っているんだろうけど、そろそろ腹8分目を覚えてほしいと思いながら学校に送り出しています。

 

── お子さんの勉強や宿題も佐藤さんがみているのでしょうか?

 

佐藤さん:みますね。息子と一緒に宿題を考えたり。宿題がなくてのんびりしている姿を見ると、「学習ドリル、まだまだいっぱいあるよ」とささやきます(笑)。

 

── 母になったことで佐藤さんにどんな変化がありましたか?

 

佐藤さん:独身のころは仕事しかしてなかったんです。仕事が趣味みたいな感じで、本を読んだり、体をつくったりっていうのも全部仕事のためじゃないですか。

 

でも今は子どもに目がいっているので、街で赤ちゃんを見かけたときも「この泣き方は普通の泣き方と違うんじゃないか」とか「トイレに行きたいのかな」って、以前は意識しなかったことも気がつくようになりました。他のお子さんに対しても自然と母性が働くんですかね。あとは、優しい人になりたいなって思います。とっても普通ですけど、そう心から思うようになりました。

 

── 子育てをしていて意識していることはありますか?

 

佐藤さん:比べちゃいけないなって思いながらも、無意識に周りといろいろ比べちゃうこともあります。それに小さい悩みを必要以上に大きくしていないか。私が悩んで解決することなのか。そのときの状況によって受け止め方、捉え方も変わってくるので、いつも試行錯誤しながら子育てに向き合っています。

 

また、私の両親が私のお仕事に対してもすごく応援してくれて今に至ります。息子にも自分がしたいことをやってほしいですし、息子の一番の応援団でいたいと思っています。

 

PROFILE 佐藤江梨子さん

高校在学時、1999年に『大磯ロングビーチキャンペーンガール』にて選出。以後、グラビアモデルのみならず映画・テレビ・舞台等・女優として幅広く活動中。

 

取材・文/松永怜