真っ赤なトマトがすき焼きの鍋にぎっしりと入ったビジュアルが目を引く、全農広報部がTwitterに投稿した「トマトすき焼き」が話題になっています。

普通のすき焼きを超越するおいしさ!?

投稿によると、全農広報部の中の人も「食べる前は『せっかくのすき焼きなら余計なことしないほうが…』と思ってたのですが、ひと口食べたら牛肉の旨みをまとうトマトも優しいトマト風味に包まれた牛肉も最高だわ、となりました」と、そのおいしさを絶賛。そんな見た目も味も気になる「トマトすき焼き」の作り方を教えていただきました。

 

熱したすき焼き鍋に牛脂(適量)を溶かして、くし形切りの玉ねぎ1個と牛肉(すき焼き用)300gを入れ、色が変わる程度に焼きます。くし形に切ったトマト2個としらたき1袋を加え、市販の割り下を入れて味がしみこむ程度、煮たら完成です。お好みで大葉を3~4枚刻んでトッピングすると香りもよくなるそう。

 

「トマトが美味しい季節なので、なにか食べ方のご提案ができないかなと思い投稿しました。暑いなか、夏にすき焼きはちょっと…という方にもトマトでさっぱりとした味なら美味しく食べていただけるのではないでしょうか。トマトを卵液につけて食べるというのも新鮮なのでぜひ試してみてほしいですね」

 

フォロワーからは「うちはプチトマトを入れて作ります」「トマトすき焼きしたら、ふつうのすき焼きじゃ、ちょっと物たりなくなるくらい私は大好きです!」という声も寄せられました。

 

「普通のすき焼きよりも野菜がたくさん食べられるというのもいいですよね。この季節、トマトをたくさん消費したいという人にもおすすめです。トマトの酸味と肉のうまみが本当にマッチします。お好みですが、私は熟しているトマトで作るのが気に入っています。トマトはおしりのほうに放射線状に線が入っているものが甘いとされているので、甘さを求める方はそんなトマトを選んでみても良いかもしれません」

酸味がちょうどいい!最後の「しめ」まで大満足

トマトのうまみが詰まった汁を使って、ぜひ締めも楽しんで欲しいそう。「残ったスープも、トマトの酸味がさっぱりとしていてギトギトした脂っこさは感じません。最後はご飯と卵を入れておじやのようにしてもおいしいです。ごはんの代わりにうどんを入れるのもおすすめですよ」

 

トマトのたねの部分の食感などが苦手という子どもが多いようですが、すき焼きなら青臭さや苦手な食感も緩和され食べてくれそう。見た目もインパクト大で美味しい「トマトすき焼き」。夏休みの家族での週末ごはんにも、アウトドアでキャンプ飯としても活躍してくれそうですね。

「トマトすき焼き」の作り方
「トマトすき焼き」の作り方
【1】牛脂を溶かし、玉ねぎと牛肉を焼く
【作り方1】牛脂を溶かし、玉ねぎと牛肉を焼く
【作り方2】くし形に切ったトマト2個としらたき1袋を加える
【作り方2】くし形に切ったトマト2個としらたき1袋を加える
【作り方3】市販の割り下を入れて味がしみこむ程度煮る。お好みで大葉を添える
【作り方3】市販の割り下を入れて味がしみこむ程度煮る。お好みで大葉を添える
1.7万いいねの反響があった全農広報部の投稿
1.7万いいねの反響があった全農広報部の投稿
取材・文/加藤文惠 画像提供/全農広報部