超がつくほどのマイペースな愛田家の長男。本当にマイペースなだけ?それは2歳、3歳と歳を追うごとに不安が疑問へと変わっていき…。

 

グレーゾーンの息子くんを育てる日々は初めてのことだらけで、戸惑いの連続。同じ境遇をもつ家族の励みになるよう、作者自身のリアルな体験を漫画に綴ります。

 

ずっとわが子の発達に不安を抱えてきた愛田さんは、夫や現役保育士の実母にも相談しますが「考えすぎだ」と一蹴され、すっかり落ち込んでいました。

 

幼稚園の参観日をきっかけに「息子くんは他の子とちょっと違うかも」と夫が認めてくれたことで自分が無理をしすぎていたことに気づき、周囲の人との連携の大切さをあらためて思い知るのでした。

 

そして息子くんは4歳になり、年中に進級。担任の先生や夫とのやりとりに後押しされ、市の発達支援センターに出向きます。その診療所で専門家に診てもらったところ、意外な指摘が──。

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第50話「時間がかかってごめんね」息子への謝罪の思いに涙する

カラフルデイズ50話_P1
カラフルデイズ50話_P2

ケースワーカーに「具体的な困りごとは?」と聞かれて、何も答えられなかった愛田さん。今思えば「困っていたのは私じゃなく、息子だったんだ」と思い至りました。気づくのに時間がかかってごめんと、息子くんへの謝罪の気持ちで胸がいっぱいになるのでした。


​作/愛田ぱん