「ラン活の価値観が変わった」リユースできた喜びも

「あまり共感はされないかもと思っていたので、そういった感想をいただけてよかったです

 

でも、ランドセルのお下がりはあまりないレアな体験かなと。近所でこんなマッチングができたのはミラクルですし、眠っていたものをリユースできたことにも喜びを感じました」

 

MOTOKOさんにとっても、今回はラン活の価値観が変わる体験だったそうです。

 

「ランドセル=新品のイメージが強いので、お下がりは声をかける方もすごく勇気がいると思います。お友達のママには感謝しています!」

 

決して安くはないランドセルですから、まだまだ使えるものが必要としている人の元へ届くのはお互いにとって嬉しいことですね。

 

「私自身、最近はリユースやSDGsに関心があります。ただ、あくまで娘が気に入ったからお下がりをいただいたので、この漫画は新品である必要はないという意味ではありません。実際、秋〜冬ぐらいに安くなったら買おう、ぐらいに考えていたので。

 

うちは長男と次男は新品を購入していますし、三男はお下がりにしたときも周りの反応などが心配で少しチャレンジングでした。そういった経験をしての4回目だったからこそだと思います」

 

と、長男のときだったらお下がりを使ったかはわからないと、新品派の気持ちもすごく理解できると話してくださいました。

 

「ランドセルはこうあるべき、と思わずいろんな形のラン活があるんだなと参考にしていただけたらと思います」

 

※漫画はMOTOKOさん公式ブログ「うちのヒフミヨ!4人育児はエンターテインメント」より一部抜粋しております

 

PROFILE MOTOKOさん

1979年生まれ、埼玉県出身。三男一女の母。4人目の長女の出産を機に、インスタグラムで漫画を描きはじめフォロワー数は19万人を超える。著書『うちのヒフミヨ! 兄たちは妹びより』『うちのヒフミヨ!兄たちはますます妹びより』(祥伝社)livedoor公式ブログ『うちのヒフミヨ!』

 

取材・文/村上順子