夫のIZAMさんとボーリング場での吉岡美穂さん
夫のIZAMさんとボーリング場で

「癒し系」のグラビアクイーンとして一世を風靡した吉岡美穂さん(43)。夫のIZAMさん(50)もヴィジュアル系バンド「SHAZNA」で活躍してきましたが、当時の両親の姿について、3人のお子さんはどう思っているのでしょうか。そして、ふたりの“後を継ぐ”つもりは…?(全3回中の3回)

芸能界入りは“反対”

── 中3の男の子、中2の女の子、小6の男の子たちは両親を見習い、芸能界に興味がありそうですか?

 

吉岡さん:今のところ、希望しているわけではなさそうです。コツコツとサラリーマンという感じではない気がしますが、男の子2人はサッカー選手を目指してサッカーに打ち込んでいて、娘はダンスをしています。

 

芸能界で苦労してきたパパの考えでは、今はサッカー選手という夢にむかって努力することが大切と。芸能人になることはあまり賛成していないようです。

 

私は芸能に限らず、本人たちがやりたいことをみつけて、それを自由にやればといいと思っています。

 

今はサッカーに夢中なので、できる限りのサポートをしてあげたいです。

 

新婚のころ箱根で吉岡美穂さんと夫のIZAMさん
新婚のころ箱根で

小さい水着は中途半端

── その芸能界で20年近く前、「癒し系」のグラビアアイドルとして活躍していたころを振り返っていかがですか?

 

吉岡さん:自分よりもまわりの環境がどんどん変わっていった印象ですね。5年くらいの間でしたけど、海外ロケにも行くなど、目まぐるしかったです。

 

グラビアモデルなので肌の露出度は多かったのですが、小さい水着は中途半端に思えて、あまり好きではなかったですね。最初の写真集はTバックを履いての予定でしたが、変更してもらいました。

 

別の小さな水着を着ての撮影のときも、こんな小さな水着だったら、なくてもいいのではないかと思ったことはありましたね。

 

吉岡美穂さん

「癒し系ではないよね」

── 吉岡さんは当時、「癒し系」と言われていましたが、ご自身ではどう思っていましたか?

 

吉岡さん:パパ(IZAMさん)にも「癒し系ではないよね」と言われますが(笑)、自分でもそうだとは思っていませんでした。

 

世間や他人からみると、そうみえるのかなというくらいに考えていました。

 

たしかに、人より私の流れる時間はのんびりだとは思いますが。

 

長女とショッピングをする吉岡美穂さん(2016年)
長女とショッピング(2016年)

芸能界を辞めようと思ったことも

── グラビア以外に、タレントや俳優としても活動していましたよね。

 

吉岡さん:お芝居では、勝気な役をいただいたこともあるので、癒しのイメージだけではなかったのかなと思います。

 

演技の仕事は、私にとってはハードルが高かったですね。もともと演技の勉強をしていたわけではないので、感情の掘り下げ方もわからず、悩んだこともありました。

 

そういう意味で、パパが劇団や演劇の仕事で終わりがなく、コロナ前はほとんど家にいなかったこと。私が家事に育児にてんてこ舞いなのに、紅茶を飲みながら考えごとをしていたのもわかります。

 

だから、芸能の仕事を辞めようと思ったこともありますが、「辞めてどうするの?」「“吉岡美穂”という名前があるのに」という気持ちもわき、現在まで続けています。

 

そういう悩みや葛藤もあるのに、パパから「本当に運がいい人だよね」と言われるのは納得がいきません(笑)。

 

夫のIZAMさんと吉岡美穂さん
夫のIZAMさんと

ベビーシッターか保育士に

── 芸能界への興味は昔からあったのですか?

 

吉岡さん:全然ありませんでした。ベビーシッターか保育士になりたいと思っていたのですが、たまたまアルバイトでレースクイーンをすることになり、あれよあれよという間でしたね。

 

たしかに「芸能界で成功したい」というガツガツした感じはなかったので、そこが「癒し系」につながっているところはあるかもしれません。

幼いころから「免疫」を

── 3人のお子さんたちは、ママやパパの若いころの写真や映像をみることはありますか?

 

吉岡さん:私のグラビア時代の写真の感想はあまり聞いたことがないですね。娘が「ママとおしりや肩幅が似ている…」みたいな話はありましたけど。

 

実はパパの若いころの映像は、幼稚園のころからみせるようにしていました。

 

今の容姿とはずいぶん違いますし、あとで外から知らされてショックを受けるのはよくないと思い、幼いころから免疫をつけさせたんです。だから、『Melty Love』(「SHAZNA」のメジャーデビューシングル)を口ずさむこともありました。

 

パパの遺伝子を継いでいるのだなと思ったのは、長女が初めてリカちゃん人形を買いに行ったときに、数あるなかから紫とピンクの髪のリカちゃんを選んだことです。

 

「SHAZNA」をみせる前だったので驚きました。大きなポスターやキラキラしているものをみると「ママ、みてー」と立ち尽くすこともあったので、パパの影響が強いのかなと。

 

PROFILE 吉岡美穂さん

1980年、大阪府生まれ。キャンペーンガールを経て、「癒し系」のグラビアアイドルとして活躍。CMやバラエティ、ドラマ、映画にも出演。2006年にIZAMさんと結婚して、3児のママ。

取材・文・写真/CHANTO WEB NEWS 写真提供/吉岡美穂、IZAM