まるでCGと見間違うようなキャラクターに扮しているのは、コスプレイヤーとして活動する鷹村アオイさん(47)。Twitter(@aoi_takamura)のフォロワー数が11万人以上の人気レイヤーです。SNSで実年齢を公表し、3万超のいいねを獲得して話題に。そんな鷹村さんに年齢公表の理由や、コスプレを中断していた2年間の海外生活について聞きました。
コスプレのためにタイの無人島をレンタル
── 普段から、コスプレのために気にされていることはありますか?
鷹村さん:コスプレって脚がしっかりしていることが大事なんです。特に立ち姿のときは体幹がブレていないかすごく意識するので、筋肉痛も半端ないですね(笑)。銃を構えているポーズでも、軸がズレたらかっこ悪いので。腕とかプルプルしてきますよ。
── コスプレでは、かなり高さのあるヒール靴を履いていますよね。
鷹村さん:そうなんです。普段からヒールのある靴を履くようにしています。じつは3年間、タイにいたときは毎日ビーチサンダルばかり履いていて。一時帰国で日本に帰ったときにパンプスを履こうとしたら、全然入らなかったんです!足が横に広がってしまっていたんですよね。それ以来、ちゃんとヒールを履くようになりました。
── タイにはどれくらいの期間、在住されていたのですか。
鷹村さん:夫の仕事の関係で、2015年から2018年でいました。実はタイでは、無人島を借りて、『ONE PIECE』のハンコックのコスプレで撮影したんですよ。
── コスプレのために、無人島を借りたんですか!?
鷹村さん:はい。でもレイヤーのなかには、コスプレのためにヨーロッパまで行く人もいるんですよ。『ベルサイユのばら』のコスプレで、ベルサイユ宮殿の前でコスプレをした人もいますね。
── 探求していくと、奥深い趣味なのですね! ちなみにレイヤーさんの年代はどれくらいなのでしょうか。
鷹村さん:やはり若い世代が多いですね。今はオタクに優しい世の中になったと思いますが、私たちの世代はオタクってバレたら人生が終わりだと思っていた(笑)。40代以上の世代って、オタクということがバレないように必死に隠していたじゃないですか。