子役だけではなく、モデルもこなす小・中学生「チャイドル」の元祖とも言われた野村佑香さん(38)。現在は2児のママとしても奮闘していますが、コロナ禍になってからの近況や、夢中になっているものについて語ってくれました。
どれだけ刺激を与えるか
── コロナの蔓延が始まり3年がたちますが、仕事やプライベートで影響はありましたか?
野村さん:ちょうど3年前は、長女と次女が保育園に入園するときでしたが、いきなり休園になってしまいました。
だから、家庭内でどれだけ刺激を与え、閉塞感を出さずに元気にやっていくかを考えたので、母親として成長させてもらいました。
── 具体的にはどう工夫しましたか?
野村さん:幸い中庭がある家に引っ越した直後だったので、そこにテントを出したり、ハンモックを張ったり。
世界中のママのSNSをみて知恵を拝借して、家にいても飽きさせないスライムや張り子作りなどもしましたね。
私のロケの仕事もなくなり、当初は、どんな情報を信じていいかわからない状況でしたが、子どもたちに不安を感じさせないようにしていました。
ケガをしてしまったことも
── 今までの女優業や芸能活動が、コロナ禍での生活に活かされることはありましたか?
野村さん:気持ちの切り替えが必要な女優業はもちろん、特に旅番組をやらせてもらったことが役に立ったと思います。
世界中の人と出会い、自分から飛び込んでいき、自分がどう楽しめるかを学んだので、そういう気持ちの持っていき方が、コロナ禍にも活かされたと思います。
── 結婚から10年が過ぎたご主人は、どう関わりましたか?
野村さん:リモートワークになり、家にいてもいない存在になりましたが(笑)、子どもたちと遊ぶときは全力でやってくれました。
家族でダンスをして、家具にぶつけて、ケガをしてしまったこともありました。