問題は滞在期間でなく「想像力の欠如」

ショウコさんはしてやったりの様子。とはいえ、同じことをしないと気づかない夫に不満は残りました。

 

「想像力の欠如、なんですよね。目の前に現実が繰り広げられないと意味を把握できない。1週間、自分の両親が家にいたら、私にどれくらい迷惑がかかるか想像できないんです。

 

実際、夫は私の両親や妹一家に家を乗っ取られるような気持ちを味わい、しかも私がそれを指摘したことで、初めて自分の両親がしたことに気づいた。

 

それでも、私に謝りすらしませんでした。義両親、合計6回もそんなことをしたんですけど」

 

ちなみにショウコさんの両親は、協力しただけなのに「散財させたわね」と5万円ほど置いていってくれたそう。妹の夫も「食費のたしに」と2万円渡してくれました。

 

「妹一家が3日間で2万円も食べたわけではありませんから、あとからおいしそうなものを送っておきました。

 

そういうのって思いやりや気遣いだと思うんですが、夫の両親はお金のことさえ考えてくれませんでした」

 

彼女が義両親を歓待できなくなったのは、そんなところにも原因がありそうです。義理の関係はただでさえ難しいので、夫婦で話し合っていく必要があるのではないでしょうか。

 

文/亀山早苗 イラスト/前山三都里