2018年に第一子を出産した保田圭さん。モーニング娘。から母になって、子育てに日々勤しんでいると言います。しかし、元々人見知りだったと語る保田さん。ママ友コミュニティでは、どのように仲間を作っていったのでしょうか(全4回中の4回)。
入園するまでのほうが孤独だった
── 現在4歳の息子さんがいらっしゃるとのこと。子育てはいかがですか?
保田さん:
すごく楽しいし、大変だし、日々勉強というか。正解がわからないので、これでいいのかな。みんなどうしてるのかなって思いながら過ごしています。
── 子育ては、ときには孤独を感じる方もいらっしゃるようですが、保田さんはいかがですか?
保田さん:
息子が幼稚園に行くようになってから、ありがたいことにママ友ができました。逆に、それまでは孤独だった気がします。もちろん、昔からつき合いのある友だちには、子どもの話もするんですけど。家の近くにママ友がいるのといないのでは、違うような。
── ママ友のコミュニティには、すぐに馴染めましたか?
保田さん:
それが、意外とすぐに入れましたね。
── 新しい輪に入るのは、得意な方ですか?
保田さん:
いえいえ。昔はすごく人見知りで、人の輪に入っていくのがすごく苦手だったんです。
でも、モーニング娘。で活動しているときに、これは克服していかないとダメだなって。バラエティに出ても、グループとして活動を続けていくうえでも、モジモジして待っているだけでは円滑に進まないなってずっと思ってたんです。
そのうち、20歳を過ぎて、お酒が飲めるようになると、友だちと居酒屋さんにも行くようになって。そこに、友だちが別の友だちを連れてきて、初めましての人たちと会う機会も増えていったりして。
次第に、人の輪に入っていったほうが楽しい。仕事をするうえでも、プライベートでもそのほうがいいっていうのをすごく学んでいった気はします。
お酒の力もちょっと借りましたけど、気づけて良かったなって(笑)。
── 当時の経験が、今も活かされているような。
保田さん:
今でも、「よし、自分から話しかけていかないとな…」って勇気を出す場面もあるんですよ。本来、あまり明るいタイプじゃないですし。
ママたちの集まりに行くときは、初めての人が多いとドキドキするし、緊張もするんです。
でも、自分から輪に入ったほうがいいっていうことは若いときに学んだし。それに、距離があるままのほうがずっと緊張が続く気がするので、なるべく早めに仲良くなれたらいいなって思います。