練り物製造の食品メーカーとしておなじみの株式会社紀文食品。Twitterで発信した紀文に代々伝わる「はんぺんを切るときのちょっとしたライフハック」が、「凄技!」「知らなかった!」と、5万いいねを超える反響を呼びました。投稿をした紀文の“中の人”に詳しくお話を伺いました。

誰が始めたか、もはや謎!?

おでんや鍋ものに欠かせないはんぺん。調理するときは、包丁でカットするのが一般的ですが、紀文食品が発信したのはなんと「物差し」を使って切る方法です。

 

Twitterを発信した紀文食品の“中の人”にこの方法を始めたきっかけを聞いてみると、意外な答えが! 

 

「実は包丁を使えない場所で試食販売をするときのために編み出された技です。今となっては、もはや誰が始めたのかもわからないくらい、社内では当たり前のように皆がやっています」

 

やり方は実にシンプルで、パッケージの上から物差しではんぺんを押さえるだけ。

 

「袋を開けずにはんぺんを切ることができるので、包丁もまな板も使わなくて済み、洗い物が減り、手も汚れないのでおすすめです。

 

パッケージからはんぺんを取り出して包丁でカットすると、はんぺんが包丁にくっつくこともありますが、袋の上ならそんなことはありません。包丁よりもきれいにカットできるかも」(中の人)

 

物差しのほかに、やや硬めの下敷きでも代用がきくそうです。

 

今回、5万いいねがついたTwitterの投稿。反響の理由について聞いてみると、「包丁以外のもので切ることができるという意外性と、誰でもすぐできる簡便性が良かったのかもしれませんね」。物差しなら、子どもにカット調理のお手伝いをお願いするのも安心ですね。