バラエティ番組などで活躍中のタレント・やしろ優さん。芸人仲間からも「ハートが強い」と言われることが多いという、やしろさんの原点となったのは、とにかく明るいご両親との日々でした。高校時代は首からホワイトボードを下げ「いつでも大喜利出して!」と言っていたというほど、天真爛漫な少女時代について伺いました(全5回中の5回)。
「家族に全然ネガティブな人がいない」
── 今日、取材で改めて感じたのですが、やしろさんは本当に明るいですね。
やしろさん:そうですね。根っからです(笑)。
── 落ち込まないんですか?
やしろさん:落ち込まないです。たまに反省はしますけど。
「ああ言えば良かったな」と思うことはあるんですけど、後悔もしないし、落ち込んでる時間がもったいないと思っちゃうんです。強がっているわけじゃないんですけど、そういう性格だから。
反対に、旦那さんはめちゃくちゃネガティブで「なんでこういう考え方するんだろう」っていつも思うんです。性格が真反対なんですよね。私は全然悩まないですし、アンチに何か言われても全然傷つかないです。
── アンチに絡まれても大丈夫なんですか?
やしろさん:全然大丈夫です。まったく顔も知らない人に何か言われたところで「え、なに??」って思っちゃうぐらい、メンタルが強いんですよ。
── 気にならないんですね。
やしろさん:そうですね、気にならないです。結局、自分をずっと信じて生きてきたので。人を信用してないわけではなくて、助言は受け入れるんですけど。でも、あんまり人の意見にグラグラ揺れてたら、自分が本当になにがやりたいのか、わからなくなるじゃないですか。
── そういう明るい性格が築かれた、核になる出来事はありますか?
やしろさん:なんでしょう…。両親がめちゃくちゃ明るいんですよ。家族に全然ネガティブな人がいなくて。
それこそ、テストで最低な点数を取って、親にそれを見せるとき、あるじゃないですか。「怒られるかな」と思いながら、お父さんに見せると「大丈夫、大丈夫」みたいな。「お父さんなんか、もっと低い点数取ったことあるよ」みたいな育ち方をしてきましたね(笑)。