メイウェザー選手の劇的勝利に終わった格闘技大会「超RIZIN」で、ラウンドガールとして活躍したあきぴさん(34)。昨年からRIZINガールを務めながら、8歳、6歳、4歳、3歳の子どもをもつ母親でもあります。どんなきっかけでリングに立つことになり、格闘技に取り組むことになったのか本人に聞いてみました。
シングルマザーだった時代も
──ランドガールや格闘技を始めたきっかけを教えてください。
あきぴさん:
父が格闘技好きだったので、子どものころから興味がありました。 私はずっと専業主婦で、シングルマザーだった時代もあります。
産後うつになったり、トイレも自由に行けない4人の育児で精神的にも肉体的にも八方ふさがりになっていました。 そんなときに、「17 LIVE」(アプリ)と出会い、雑談の配信を始めました。
そのなかの企画で、RIZINガールを公募するイベントがあったので、コロナ禍で沈んでいる世の中を盛り上げたい、世のママや子どもたちに希望をもってもらいたいと思い、応募しました。
おかげで最近は、睡眠時間は減りましたが、自己肯定感は上がった気がします。笑顔でいる時間が増えたので、子どもたちとの時間も前よりさらに幸せです。
自宅で筋トレもしますが、子どもたちも真似をしてかわいいです。
過食や拒食を繰り返した末に
──あきぴさんの腹筋は誰もが憧れますが、以前からバキバキだったのですか?
あきぴさん:
実は小学生のころからやせ願望があり、拒食や過食を繰り返している状態でした。
小3のころに体育の授業でむち打ちになってから、体を動かさなくなり、すごく太ってしまい、やせ願望が生まれたんです。
それからは、ただやせていればいいと考え、骨と皮だけになってしまったり、逆に過食で10キロ太ったりということがたびたびありました。
私は食べることが大好きで、特に白米や生クリームが好きなのも(笑)、原因だったかもしれません。
妊娠していたときも、食べづわりでたくさん食べてしまい20キロ以上太ったこともあります。