プリキュアは漫才師みたい

── 大人気のプリキュアへの出演オファーをどう受け止めましたか?

 

川西さん:
純粋にうれしいですよね。

 

水田さん:
「とうとうキュア水田の役が来たか!」と思ったのですが、ロボット役でした。まあ、最初なので、いただいた役を一生懸命やろうとすぐに切り替えました。

 

川西さん:
最初相方は、おむすびか何かの役だと思っていました。だけど、ロボット役ということでちょっと驚きましたけれど…。

 

──「プリキュア」作品にはどのようなイメージを持っていましたか?

 

水田さん:
「ふたりはプリキュア」が始まった頃は、かわいくて強い女の子二人組が世の中を明るくする、漫才師みたいなことしてはるなと思いました(笑)。

 

川西さん:
存在は知っていたけれど、意識して観たことはなかったので、「なぜ僕たちにオファーが来たのか」とかなりびっくりしました。

 

作品キャラクター・コメコメとポーズをとる和牛の二人

それこそ漫才師のような役でもあるのかなと思ったら、普通にロボット役でとのことで、ますます「なぜオファーを?」と思いましたが、とても光栄だと感じています。

見せ場はロボットの関西弁

── 無機質な声を意識したとのことでしたが、ファンの方が観てお二人の声だと気づきそうですか?

 

水田さん:
タクシーの運転手さんは気づくと思います。ラジオを聴くことが多いらしく、とても耳がいいですからね。僕たちの声にも気づいてくれるはずです。

 

川西さん:
何種類かのロボットを演じていますが、僕らっぽいロボットが出てきたときは、気づく方も多いかもしれません。普通のロボットのときは無機質に、僕らっぽいロボットのときは、関西弁になっているので。関西弁は監督もとても気に入ってくれて、「もっとちょうだい!」とリクエストがありました。

 

モノトーンの服がお似合いの川西さん

水田さん:
だいぶ喜んでくれてました、関西弁。「今の関西弁、どちらが話したんですか?」と訊かれたときに、本当は川西が言ったのだけど、「僕です」みたいな顔をしてみました(笑)。

 

川西さん:
水田さんは愛媛出身なので、関西弁ではなく伊予弁だからね。