アニメーション映画『夏へのトンネル、さよならの出口』(公開中)で鈴鹿央士さんとW主演を務めている飯豊まりえさん。俳優、モデル、声優と幅広いジャンルで活躍し、忙しい日々を送る中でも、仕事への向き合い方、息抜きの仕方、そして悩みの解決方法をうまくコントロールし、今、「仕事が楽しくやれている!」と実感しているそうです。
目の前の仕事に向き合い、積み重ねてきた結果が今
── 俳優、モデル、声優とバランスよく続けていきたいとのこと。いいバランスで仕事ができるよう、心がけていることはありますか?
飯豊さん:
目の前にある仕事をしているときは、それがいちばん楽しいと思ってやることだと思います。事実、全部楽しいので、今「楽しめています!」と胸を張って言えます。
でも、あれこれやりたいわけではありません。ただ、いい役と出会えたらいいなという思いはあります。
ありがたいことに、これまでやさしい女の子を演じることが多かったのですが、「今回はどんなやさしさを出そうかな」とか「どんな風に作品の一部になろうかな、なれるかな」と考えている時間がすごく楽しくて。
とにかく目の前の作品にどう向き合うのか、どんな風に演じるのかを考えて、ひとつひとつ向き合い、積み重ねてきた結果が今なのかなと思っています。
── 今、仕事は楽しいですか?
飯豊さん:
楽しくやれていると思います。できる限り楽しみを見出してやっています(笑)。
出番が多いと休みが少なかったり、作品によっては飲み物を飲む時間すらなかなかとれないこともあります。
作品によっても変わってきますが、役を演じる時間が長いと自分に戻れる時間が限りなく少なくなります。そんなときは、友人と会って食事をしたり、お茶したり。そういう時間が自分を取り戻す時間になっていて、うまくバランスをとっている気がしています。