ナスは90%以上が水分。瑞々しさが特徴の夏野菜ですが、いつの間にかしなびてしまった!という経験はありませんか?実は、しなびてしまったナスは、簡単に元の状態に戻すことができるんです。

 

農業を営むしんさん(@sinyasai)が教えてくれるナスの豆知識が超役立つと話題になりました。

 

こんなにしなしなになったナスが……

水に浸すだけでナスが復活!「しなびたまま食べてたのに…」

しなびたナスを水分たっぷりの状態に戻すのは超簡単。なんと、ヘタとおしりを切ったナスを水に浸し、冷蔵室で5時間程冷やすだけです。

 

まるで魔法のように簡単なことから、「知らなかった!」「しなびたまま食べてた」「昨日捨てちゃった…」とコメントが殺到し、21万以上のいいねがつきました。

 

この反響の大きさに、しんさんも驚いたそう。

 

「びっくりしてます。ナスは一袋5本入りが通常なので多分使いきれずに冷蔵庫でしなびさせちゃう人が多かったんでしょうね。ナスがこんなに愛されているなんてナス農家としてはとても嬉しいです」

しなびたナスって食べてもいいの?中が黒くなったナスは?

そもそも、しなびたナスはもう食べられないと思っていた人も多いのではないでしょうか。この投稿にも、「捨ててた」というコメントがついていました。表面がしなびているだけなら大丈夫。ぜひ、上記の方法でピッチピチに戻してみてください。

 

それでは、中が黒くなっているナスはどうでしょうか?答えは、食べられる場合と食べられない場合があるのだそう。

 

【食べられるナス】

種が黒や茶色になっている(種が熟しただけ)、断面が茶色っぽい(冷蔵室での保存による低温障害)。


※腐ってはいないが、鮮度が落ちている状況。あくまで目安です。食べる場合は、各自で判断のうえ、早めに食べてください。

【食べられないナス】

実が茶色などに変色している、ブヨブヨしてる、異臭がする、ヘタの所がカビてる、汁がでた、苦味が強い、酸っぱいなど。

 

「ナスは新鮮で水々しいときがいちばん美味しいのでなるべく早く食べよう」とのことです。

美味しいナスには白いラインがある!

なんとなくで選びがちなナスですが、おいしいナスの見分け方はあるのでしょうか?

 

「ヘタの下に白いラインがくっきり見えるナスがおいしい証拠です。この美白ラインが見えるナスは、夜に成長した部分がまだ日焼けしていない、朝どりされたナスの印。朝どりナスはツヤとハリがあり、みずみずしくとっても美味しいナイスナスです」