松尾さんに褒めてもらえて安心した

── 心地よい緊張感で完成した作品を観られたようでよかったです。

 

松岡さん:
私の収録は最初のほうだったので、別のお仕事で松尾さんとお会いしたときに「すごい、上手だったじゃな〜い」って、まるでマートンのような喋り方で声をかけて頂きました(笑)。

 

松尾さんに「褒めていただけたのはすごく嬉しかったですし、安心しました」と話す松岡茉優さん

松尾さんとは10代の時からお仕事をさせて頂いてきたので、そんな松尾さんに褒めていただけたのはすごく嬉しかったですし、安心しました。

 

── 声のお仕事は好きですか?緊張感も楽しみながらやっているという印象を受けました。

 

松岡さん:
監督やプロデューサーさんたちが、私に合っている役だと思ってくださり、声をかけていただくところまでは、普段やらせて頂いているお仕事と同じだと感じています。

 

PBを私に演じさせてみようと思ってくださった制作の方たちの気持ちに応えたいという思いで精一杯演じました。

「好き」に生きる元気をもらう

── PBのどの要素が「松岡さんに演じてほしい」というオファーに繋がったと思いますか?

 

松岡さん:
どうでしょう…

 

私には分かりかねますが、共通点だと感じたのは何かの大ファンだというところでしょうか。

 

PBはスーパーヒーローの大ファンで、私はモーニング娘。‘22さんの所属するハロー!プロジェクトの大ファン。

 

私もPBも「好き」というよりも生き甲斐というか、その存在に生きる元気をもらっているタイプのファンということが共通しているなと個人的には思っていました。オファーをいただいたこととは恐らく関係ないと思いますが…あったりして(笑)

 

<作品情報>
映画『DC がんばれ!スーパーペット』
公開中
声の出演:楠大典 高木渉 魏両子 松岡茉優 松尾駿(チョコレートプラネット) 梶裕貴
配給:ワーナー・ブラザース映画
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取材・文/タナカシノブ