保護猫から家族に…甘えん坊のタピちゃん

タピちゃんは現在推定4か月のオスの子猫です。野良出身で、母猫とはぐれてしまったところを、山梨県の動物愛護センターで保護されました。輝竜司さんの家族になってまだ日が浅く、やっと新しい環境になれてきたところだそう。

 

「毎日棚の上などを探検しています。ときどき高いところで立ち往生したり、行きたい場所に行けなかったりすると、そのたびにニャーニャーと何かを訴えています。とても甘えん坊で、家族の誰かについていってはじゃれたり膝に乗っかったり、なでてもらうのが好きなようです」

 

イラストレーターの輝竜司さんの家族となったタピちゃん。絵筆以外も、画材がお好みの様子です。

 

「鉛筆やスタイラス(液晶タブレットで絵を描くためのペン状の道具)など、ペン類や消しゴムがお気に入りです。机に置きっぱなしにしていると、持っていって転がして一晩中遊んでいます。他には、靴下が好きなようです。洗濯物から抜き出して、ソファーの下や子どものデスクの下に意気揚々と持っていきます」
 

甘えん坊なタピちゃん、鉛筆を転がすタピちゃん、靴下を盗んでいくタピちゃん、好奇心旺盛な子猫の姿は、想像するだけで可愛すぎます。

 

ライトノベルなど多数の作品のイラストを手がける輝竜司さんですが、「全イラストのRT数が一日で抜かれてしまった」とのこと。タピちゃん…恐ろしい子!

 

PROFILE 輝竜司さん

イラストレーター。三度の飯より竜が好き。Zwift勢。 『第七魔王子ジルバギアスの魔王傾国記』『蜘蛛ですが、なにか?』『超世界転生エグゾドライブ』『嘘つき魔女と灰色の虹』等の書籍の装画や挿絵、カードのイラストなどを手がける。


取材・文/吉井菜子