2歳前後で訪れるというイヤイヤ期。「これも成長」と頭ではわかっていても、疲れますよね。ひと言目には「イヤ」、ふた言目にも「イヤ」。ひっきりなしに繰り出される無理な要求に、時にイライラすることも。そんなイヤイヤ期も乗り越えられそうな、魔法のような言葉がTwitter話題となりました。
たどたどしく言い始めた「ちょーだいな」の愛らしさ
投稿したのは、ミポキテトさん（＠miipoteto）。娘さんが1歳8か月頃に保育園の一時預かりを利用し始めました。すると、お願いするときの言葉づかいが変わったことに気づきます。
それまでは、「あーけーて」と言っていたのが、「あけて、ちょだいなー！」とたどたどしくも愛らしいおねだりの言葉が加えられるように。ミポキテトさんは、「これは、保育園の先生に教えてもらったのだな…！」とピンときたそうです。
現在2歳になった娘さんは、イヤイヤ期真っ只中。「階段に寝てほしい」という無理難題を押しつけられても、「まま！ここに！寝て、ちょーだいな！」という愛らしいセリフのおかげで乗り越えられているといいます。
この投稿を見た人からは、「可愛すぎる！」「うちも教えたい」とコメントが殺到。6万以上ものいいねがつきました。
かしこくてかわいい「プレンスス」に家族もメロメロ！
2歳の娘さんは、今もたくましく成長中。トイレに誘うと「おたな（おとな）になったらね」と返したり、ミポキテトさんがトイレに入るとのぞきに来て「ままがんばったね！ おまたふくのじょうず！」と褒めてくれたりと、大人顔負けのことばづかいを披露します。
「最近は、数字にも興味を持ち始め、『らむね、1こだて（け）、ちょーだいな』とおねだりをしますが、1粒を食べてしまうと、『ごはんのまえだから、さいごの10かいね！』などと交渉してきます。
プリンセスに憧れており、ワンピースにキラキラのサンダルをはくと、『プレンスス（プリンセス）みたいね！』とうやうやしくスカートを持ち上げ、お辞儀ができるようになりました」
ときに愛らしく、ときに大変なイヤイヤ期。言葉をひとつ教えるだけで、丁寧な言葉づかいになり、かわいらしく、さらに、ストレス緩和にもなる、と良いことづくしです。
これからも毎日いろんなことを見て、聞いて、大きくなってね。プレンスス。
取材・文／吉井菜子 ※人物写真はイメージです
