DREAMS COME TRUEの歌詩の世界観をオリジナル・ストーリーとして映像化するドラマ「5つの歌詩(うた)」。
貫地谷しほりさんが「空を読む」で演じるのは、マンネリ気味の結婚生活を送る歩実。そんな彼女の前に忘れられない恋愛の相手が13年振りに現れ、感情が揺さぶられるという役どころです。
「ズバズバ言うほう」という貫地谷さんが、夫婦や他人との会話で心がけていることについて伺いました。
会話でうれしい発見に遭遇すると「結婚してよかった」と思う
── 相手のことを知りすぎているがゆえに、会話も少なくなりマンネリ気味となっている夫婦。「分かる」と思う部分が多かったとのことですが…。
貫地谷さん:
夫の考えていることがなんとなく分かる。でも、実はそれが実際そうだったのかは分からない、というところは分かるなぁと思いました。
「今、こう思ってるでしょ?」と訊くと、「なんで分かるの?」という夫の反応を見ていると、ハズしていない気はしています。とても素直な反応をする人なので(笑)。
ただ、最初の頃は、蓋を開けたら実はイライラしていたことが分かり喧嘩になる、なんてこともありました。一緒に生活をするなかで、最近「これは、イライラしているときなんだ」とか、徐々に分かってきた気がします。
── では、最近は「実はイライラしていた」みたいな思い違いが理由で、喧嘩になることは減りましたか?
貫地谷さん:
そういう理由での喧嘩はだいぶ減りました。
でも、考えていることをハズしている部分がまだあるとも思います。私はわりとすぐに答え合わせをしたくなるタイプなので、歩実のように考え込んだり、悩んだりする時間が長くなることもありません。
すぐ訊いちゃうんです「こうでしょ?」「どうなの?」「何考えてるの?」みたいに(笑)。
そういうときに、私が思っている以上に、実は家族のことを考えてくれていた、みたいなうれしい発見に遭遇すると「この人と結婚して良かったな」と思います。