二宮和也さんがパーソナリティを務めるラジオ番組『BAY STORM』(bayfm)。番組のなかでリスナーから寄せられた「嫌いなものとの付き合い方」について答えた二宮さんですが、その回答がネット上で多くの話題を集めました。
興味の先に“納得”ができないと嫌いになる
二宮さんへの相談の内容は、「嫌いなものへの熱量を減らしたい」「ついジメジメとした嫌い方をしてしまう」というもの。
二宮さんは「残念ながら、嫌いなものに意識が向くのはそっちに興味があるからじゃないですか」と指摘。また「納得できれば良いんじゃないですか、嫌いなものでも」「納得できないから、なんで?となるんですよね」と自身の感性を交えながら質問について言及していきます。
「好きなものと同じように興味を持っているから、興味を持っているものに対して納得いかない結果が出ているときに、めんどくさい、しんどい、嫌い、とかなってくるわけですよね」とも指摘。
自身は嫌いなものにはまったく興味がないそうで、スタッフと話を続けるにつれて、「二宮さんの興味=好き」という考え方が深堀りされていきました。
すべての事象はフラットな状態で考えている
二宮さんはすべての事象をフラットに考えており、自分の興味の先にある“納得”や“納得できない”などが好きや嫌いに繋がっていくと持論を展開します。「世の中のことにあまり興味を持たない」「嫌いなものには興味を持たないのが一番ですよ」と二宮さんらしいアドバイスをする一場面もありました。
そのなかで二宮さんは、「嫌いなものに興味を持てるバイタリティがすごい」と逆の発想の意見も展開。嫌いなものから何かを見つけるケースもあるため、嫌いなものをすべて切り捨てる必要もないとも話しています。
この二宮さんの考え方には、「私も嫌いなものを気にしすぎちゃうから、ニノの話を聞いてちょっと気が楽になった」「どっちが良いとかじゃなくて、自分がしんどくないほうで考えられるといいよね」といった声が上がっていました。