仕事の合間やおやつの時間に食べたくなる“駄菓子”。メジャーな商品だけでなく、地元民から愛されるご当地駄菓子も少なくありません。以前放送された『ポップUP!』(フジテレビ系)では、駄菓子屋研究家・土橋真さんが厳選した「全国ご当地駄菓子 トップ5」を紹介していました。

手が止まらなくなる揚げせんべい!

土橋さんによると最近はキムチ味の駄菓子が流行っているそう。第5位に挙げた「元祖キムチラーメンのどん」(群馬県/トチギヤ)は「キムチ味駄菓子のパイオニア的存在」と説明していました。1989年に誕生したピリ辛のラーメン系スナック菓子で、群馬県「伊勢崎もんじゃ」のトッピングとして、不動の地位を誇るほど人気を博しています。

 

続いて、「プリッツ」のような見た目をしたビスケット「ビスくん」(愛知県/三ツ矢製菓)が第4位に。ほんのりした甘さと塩味が楽しめる駄菓子ですが、一般的なビスケットよりも甘さは抑えめ。コーヒーや紅茶だけでなく、甘いものとの相性も抜群ですよ。

 

第3位には、亀の甲羅の形をした揚げせんべい「かめせん」(長崎県/大和製菓)が登場。一度揚げた後に“九州の甘い濃厚醤油”をくぐらせているため、「歌舞伎揚」より甘い仕上がりになっています。同商品を実食した山﨑夕貴アナウンサーは、「大好き。サクサク感と甘じょっぱい感じが。これ一気食いできますね」「止まんない」などと絶賛していました。

第1位はゲーム性のある駄菓子!?

第2位にランクインしていたのは「若鶏の手羽 ブロイラー」(広島県/オオニシ)。若鶏の手羽が1つずつ真空パックになったもので“駄菓子感”はあまりないものの、実は広島の駄菓子屋では超定番の人気商品です。ジャーキーのような食感で、口の中に広がるガーリック風味はまさに絶品。そのまま食べてもおいしいですが、湯煎で温めればより甘みが出て“ご飯のおかず”に早変わりしますよ。

 

そして見事第1位に輝いた「あん玉当て」(青森県/ヤマイいと福)は、高価な“上あん”を使用した郷土菓子。玉の中にはそれぞれピンク、ミドリ、シロなどの“色がついたあんこ”が入っているため、“色当てゲーム”も楽しめます。肝心の味に関しても「高級和菓子」を彷彿とさせる味わいで、ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんも「単純にあんがおいしい!」と驚いている様子でした。