完璧な役作りをして臨んだけれど…

── オーディションに向けて準備したこと、結果をどう捉えているのか、今のお気持ちをお聞かせください。

 

斉藤さん:

二人よりも声のお仕事をさせていただく機会が多いので、その経験を活かしてオーディションに臨むことができました。

 

結果はご存知のように、僕が町長です。二人は緊張していたようにも見受けられ、僕が落ち着いていたのも勝因の一つだったのかなと思っています。ちょっと真面目に語っちゃって、すみません(キリッ)。

 

太田さん:

遠い親戚で昔町長を務めていた方がいらっしゃいまして。町長役の役作りの参考に、実際に会いに行って、在任時の思いや苦労などをひと通り取材して、気持ちを入れてオーディションに臨みました。

 

斉藤さん:

スケジュールを把握していますが、会いに行く時間はなかったかと思います。

 

── 取材をしたというのは?嘘ですか?

 

太田さん:
いや、嘘ではないです。冗談です(笑)。

 

斉藤さん:

芸人は嘘を冗談と言います、うふふ(笑)。

終始コントのような受け答えをしてくれたジャングルポケットの3人

── どのあたりまでが冗談なのか、念のために確認を…。

 

太田さん:

町長については、ネットでたくさん調べました。町長とはなんぞや、町長が心がけるべきこととは何かなどを自分なりに噛み砕いて、自分の中に入れてオーディションに臨みました。なので、役作りという部分の話は本当です(笑)。

 

── 結果についてはどう捉えていらっしゃいますか?

 

太田さん:

役作りという面で、自分の中に入れたものは完璧だったのですが、演技力がなかったので表現しきれなかったのが落選の原因かと。ただ、今でも結果には納得していません。

 

斉藤さん:

もう収録も終わったので、そろそろ納得してほしいです。いい加減、切り替えていただきたいなと思っているところです。

テンションを上げて挑んだのが負けた要因!?

おたけさん:

僕は声優経験がほとんどなかったので、うまくやることはなかなか難しいと考え、気持ちの部分では負けないぞ!という思いで、モチベーションを上げて挑みました。

 

タイトルに「バケ~るカーニバル」と入っていたので、オーディション前日には一人でカラオケに行って「One Night Carnival」でテンションを上げて…。

 

太田さん:

カーニバルつながりなのね。

 

斉藤さん:

アハハハ。カーニバルしかつながっていないけれど。オーディションのとき、あまり声が出てなかったのは、カラオケで歌いすぎたせいだったんじゃないの?

 

おたけさん:

一発目のセリフで監督から「違います」と言われた瞬間、負けを確信しました(笑)。

 

太田さん:

早かったね。

 

斉藤さん:

早い段階でおたけが脱落したので、太田との勝負だなという気持ちでいました。

 

おたけさん:

狙いに行ってたんですけれどね。声が出てなかった(笑)。