ファッションブランドオットー、ファビアを展開するオットージャパンに勤務している渡辺さん。大学で専攻していたマーケティングの経験を生かし、市場のリサーチを行い、流行を自社ブランド商品にとり入れる仕事をしています。 「自分で調べたデータが商品開発に生かされたときが、働いていていちばん嬉しい瞬間ですね。女性としての買い物目線、買い物心理が仕事に役立つことにも、楽しさを感じています」 2人のお子さんを出産したあとも、キャリアを継続。仕事では重要な役割を担っています。でも、まだ小さい子どもたちの体調しだいでは、急に会社を休む場面も。 「産休前は目の前のことに全力で取り組んできましたが、明日の予定が読めない状況に立たされてはじめて、仕事も家事も“段取り”を考えるようになったんです」