「わたし、定時で帰ります。」というドラマが話題となっていますね。 もっとも、元々は出社時刻までに出勤して、退社時刻になったら退勤するというのが本来の姿ではないでしょうか? それほどまでに残業ありきで仕事をすることが従来の日本では慣例となっていて、逆にこういったドラマが脚光を浴びてしまうというのは一種の皮肉ではないでしょうか。 時間通りに来て時間通りに帰る、本来なら当たり前であるはずのことができない風潮は、日本社会の現実だったともいえるでしょう。 しかし時代は変わりつつあります。働き方改革の一環で残業時間を減らそう、なくそうという動きが多くの企業で広まっているからです。 人によってメリット・デメリットはあるかもしれませんが、ここでは残業しないことのメリットについて、ケースとともに見ていくことにしましょう。