もっと使いやすくカスタマイズしよう!

カレンダーをより使いやすくしたい場合は、例えば以下のようにアレンジしてみてはいかがでしょうか?

 

土日の色を変える

例えば土曜日は青、日曜日は赤など、土日の色を変えるとよりカレンダーらしく、見やすくなります。 カレンダーの縦一列、色を変えたい曜日のセルを選択したら、右クリックして「セルの書式設定」を開きましょう。

 

文字の色だけを変えたいときは「フォント」のタブを開いて、好きな色を選んでOKをクリックします。


 

枠内の色を変えたいときは「塗りつぶし」のタブを開いて、好きな背景色を選んでOKをクリックしましょう。

 

祝日を設定する

土日の色を変えるのであれば、同様に休日となる祝日の色も変えておきたいですね。 また、何の祝日なのかも書き込んでおくとよいでしょう。

 

ずっと長く使うカレンダーを作る場合は自動で祝日が表示されるようにしたい…と考える人も多いと思いますが、祝日は毎年日付が変わるものも多く、結局のところ毎年データの更新が必要になります。

 

それでも手入力ではなく、一年分の祝日を一気に反映させたい!という場合は、別シートに作成した祝日一覧をVLOOKUP関数でカレンダーに反映させるという方法があります。

エクセルで作るカレンダーの仕組み

さて、普通に使うだけなら上記の手順で十分ですが、せっかくなので、こういったカレンダーはエクセルを使ってどのように作られているのか簡単に解説してみたいと思います。

 

仕組みを理解してしまえば、いちからカレンダーを自作するのも簡単です。

 

DATE関数を使って日付を自動入力する

入力された年や月に応じて自動的にカレンダーの日付が変化する仕組みは、DATE関数という機能によって作られています。

 

DATE関数とは「年・月・日」にあたる3つの数値を受け取り、それらを組み合わせて日付を作成する関数のこと。 書式はDATE(年,月,日)となります。


 

A1のセルに年、B1のセルに月が入っている場合は、DATE(A1,B1,1)と入力します。

 

書式の「年,月」の部分にはA1,B1というようにそれぞれ参照するセルを指定します。

 

そして「日」の部分に1と入力すれば、「(A1の値)年(B1の値)月1日」を表示することができるのです。

 

カレンダーの日付は、このようにして作成されたひとつの日付を基準に表示されることになります。